折原臨也と彼女の関係性について
「矢包さんと折原くんって付き合っているの?」
クラスメイトさんはどうやら私とオウルさんの関係が気になるようです。
「クラスメイトRさん、何度も申し上げますが私はオウルさんとその様な不純異性的な関係ではありませんよ…?」
「なんで若干憐み目線なのさ。まあ俺の名誉の為に俺からも一言言っておくよ、ねえ君。なにをどうみたら俺と彼女がそういう関係に見えるの?すっっごく気になるから教えてくれない?これからの参考にする」
「おおっそれは良いお考えですねオウルさんっそうすればこの様な不名誉な誤解はされずに済みます!」
手を合わせ名案だと頬を染めて笑う矢包ひなみはその後ろで「…本当に、…そうだよね」とへでもないぜと呟く折原臨也の顔を見て欲しい。そして察してほしい、もう本当に色々と。___教室の生徒一同の心が一致した瞬間であった。
「てかなに?君のその良い様はまるで誤解されると不都合があるみたいに聞こえるね、…ああ、好意を寄せてる異性でもいるの?」
あーあーもーもー。お前はまたそうやって自虐的な言葉をなぜ敢て選択するんだ。
ハンと鼻で笑いながら矢包ひなみ言う折原臨也の姿に周りがハラハラする中、そんな空気をちっとも読めてない矢包ひなみはやはり悪い意味で期待を裏切らなかった。
「おおっ良くお分かりで!流石はオウルさんです!」
おおおおおっとそれはこっちも色んな意味で予想外だぜええええ。
「へ、あ、ふ、ふーん…へー、そう。ほー」
折原臨也、自ら踏み込んで入ったにも関わらずまったく動揺を隠せていない。
「流石ですっ見事な推理ですっ」
矢包ひなみ、そこはパチパチと拍手する所じゃないぞー。折原の心中察してやれー。
「…で、どんな奴?この学校?」
「おおっそこまでお分かりですか!」
「………まあね」
「ですがバレテしまうのも無理はありませんよね。だって私解りやすすぎです、いっつもオウルさんにくっついていればそれはバレても致し方ありません」
「そうそう、俺にくっついてばっかだから言われなくても直ぐ____は?」
「私としては中々上手く隠しているつもりだったのですが…いやはや、ご本人にモロばれとは…。こうしていざ対面して言われると中々に恥ずかしいものです」
「え、…あの、あま___」
「でもご安心くださいっオウルさんっ!好悪感情と恋愛感情はまったくの別物!私、オウルさんのことはすっっっごく好きですけど、これっぽっちも愛してはいませんから!!」
「お願い矢包さんそのくらいにしてあげて。私が悪かったから、もう言わないから。だからお願い、折原くん泣いちゃう」
「誰が泣くか!!!」
「えっおおおお、オウルさん泣いちゃうんですか!?抱きしめてあげましょうか!?」
「なんでそうなるんだよ!って、近づくなこの馬鹿女!俺だってお前のこと大嫌いだ!!!!」
「きゃんっ」