twwwwst | ナノ

拙者の婚約者殿がチョロインすぎる件について


男の薄い唇が、擽る様にして女の頬をなぞる。

火照る身体を悩ましく泳がせて、それを逃がすように赤い唇から滑らかさを帯びたため息をこぼす。それすら惜しいというようにして、男が口づけを深めていく。ぬるりと、女の小さな口に入り込んだ男の舌。それが粘膜を擦り合わせるようにして、女の小さな舌を擦った。

まるで甘えるように、男の尖った舌先が女のそれをなぞった。漸く離れた唇が、「出して」と短く言う。瞬きの音さえも聞こえてしまいそうなほど近くに迫った瞳に気圧されて、恥じらいを呑み込んだ女が小さく舌を出す。「もっと」男はそれに気づいている筈なのに、言葉を重ねる。女が戸惑う時間すら惜しいのか、耐え切れず伸びてきた指が女の慎ましやかな舌を掴み、ぐうと引き出した。

女が驚いて動けずにいるうちに、男がはぐりと引き出した赤い舌に吸い付いた。じゅ、っと舌を吸われる感覚に、女の腰に痺れのようなものが走る。じゅ、じゅうう、じゅ、と。好き勝手に吸って、満足したように男の唇が女の舌を放した。

何が起こったのかよくわかっていないのか、口に舌を戻せず顔を真っ赤にしている女は間抜けであったが、同時に酷く男の情欲を煽る。

「ちゅう、しながらセックスできたらいいのに」

空が白みはじめるほど、散々と欲を散らした男がようやく呟いた言葉がそれだ。ぬぷりと、胎から熱杭が抜ける。ずっとそうして出て行って欲しいと思っていたのに、我が物顔で胎に居座っていた熱がいなくなると、どうしてか女は寂しい気持ちにかられた。

女の気持ちを代弁するように、二枚貝のクチが開いてとろりと内側に飲み来んだ男の命をこぼした。





「ハイ。ということで、ちょっとばかし若返ってみました」
「…ふぁ」
「あ、中身は『僕』のままだから安心して。流石に記憶まで退行させたら意味がないから、肉体の遺伝子情報だけを巻き戻せるように調整したんだ。いや、実はこれが一番苦労した調整ポイントでしてな。もう少し条件に合った魔法式があれば開発時間を短縮できたのですが、なんでも都合良い魔法式ばかり残ってないものだね。まあ、そこが一番のwktkポイントでもあるのだけど」
「い、イディが小さく、」
「あ、 あ、うん。 た、多分、NRC入学してすぐくらい…。このあとアホみたいに身長ばっかり伸びて、ガチ成長痛に殺されるかと思いましたわ」

そう言って、欝々と息を吐く少年は、確かにイデア・シュラウドであった。いつも見上げている蜜色の瞳が、女の視線とさほど変わらない高さにある。それが酷く新鮮だった。なにせ、女が男と知り合った時には、すでに男の身長は伸びきっていた。普段は猫背なのでわかり辛いが、ぴんと背筋を伸ばしたら自動販売機に並ぶ長身の男にも、こんなあどけない時期があったのか。

「あーーー…、でももう少し身長あっても良かったか…いや、でもシミュレーション的には、…。まあ、細かいところは追々調整ということで」
「え、あ、 イディ、どこいくの」
「ベッド」
「どうして」
「君とちゅうしながらセックスしたい」

___まさか、その為だけに新しい魔法式を組み上げたのか。
間違っている。魔法士ではない女はそのあたりの感覚に疎いが、それでも言い切れる。男はどう考えても、その神の御業にも手が届くであろう絶対的才覚の使いどころを、致命的なほど誤っている。

「ふひ、これちょっとオネショタっぽくて違う意味で萌えますな」

いや、神だからこそなのだろうか。
天上に座す尊き人は、絶対であるからこそ己が思うためのみに力を揮うものだ。

いつもより小さな男の唇とキスを交えながら、女はぼんやりと高尚な言葉を押し並べた。しかし、していることは酷く俗物なので、説得力はまるでなかった。



「ん、 あ ン、 ん、待って ん、」
「あああ〜〜、やばい。待って、これやばい。おっぱいしゃぶりながらパコれる、やばい」
「ひ、 や、 あっ」

ぱつぱつ。と、男が腰を振る度に、甘い声が女の口から溢れた。いつもの苦しいほどの長さと大きさはないが、男に解された女の身体は充分に蕩けることができた。脳まで突き抜けるような刺激も、絶え間ない波もないが、だからこそ深く沈む様な行為はぬるま湯に揺れるような心地よさを、女に与えてくれる。

揺れる女の胸を左右から引き寄せて、ぴんとそそり立つ乳首を揃えてしゃぶりながら、男がぐりぐりと腰を押し付けてくる。そうすると秘部が重なって秘豆を押しつぶし、びくびくと女の腰が揺れる。それに気を良くしたのか、男がじゅうと乳首に吸い付いて、舌で先を捏ねるように嬲り始める。

散々と躾けられてきた女の身体には十分すぎる刺激だ。焚き付けるには十分で、女は頭を振り乱しながら、男の腰に足を回した。それに気を良くしたのか、男が一際つよくじゅううと、乳首に吸い付く。それが気持ち良くて、女の腰がじりと反り上がる。。

「や、 あ、ぁ イデ、ぃ、 ちくび、 とれちゃっ」
「ふはっ、ちゅうちゅうしたくなる君の乳首がいけないでしょ」
「ひゃ、ン だめ捏ねるの、 や」

男の指が吸い付かれて熟れた赤い乳首を、指で挟んで遊ぶように捏ねる。「じゃあ、これは」と、嫌がる女を慮るふりをして、今度は指を擦る様に動かした。くりくりと、乳首が回って、いじらしい刺激で女を弄ぶ。「や、あ」「じゃあ、これとか」、とろりと乳首になにかが零れる、それが男の涎だと女が知る前に、男の親指が乳首を押しつぶし、ゆっくりと胸に押し込むようにして揉み始める。涎をローション代わりに、時折くりくりと押し込むように揉んでいく。

「あ、ら らめ、 ん、」
「ミィはワガママですなあ、全部イヤじゃなくて全部イイの間違いでしょ。まあ、そうなるようにしたのは僕ですが」
「ん、 ん い、 あ、 きも、ち」
「あ〜〜、ミワのピンク色の処女乳首が、今じゃこんな立派な性感帯に! 最高」

ぎゅうと指でつまみながら、もう片方の乳首を強い力でしゃぶる。じゅううと、呑み込むような勢いで吸われると、食べられてしまいそうな恐怖と同時に、そうやって教え込まれた快感が背筋を奔り、女はあっけなく果てた。膣の中に入り込んだ男の熱を健気に扱きながら、熱に浮かれたような顔で小さく呼吸する女。それを見て、男は「かわいい」「世界一かわいい僕のバービーたん」と興奮したに早口でまくし立てる。

「君のいいトコ、三点責めしながらイカせてあげるね」
「ま、 あん、 ん い、 いった ばっかり なの、 ん、 まってもう乳首、いや あっ ダメ、そこ!」
「クリトリス、びんびんでやる気マックスなんですが」
「いっ あ、ん 」

女の悲鳴は、男の口に呑み込まれて消える。赤い乳首を、男の指が捏ねて。前戯で溶けてしまうのでは仲と思うほどに嬲れたクリトリスを、ぎゅうと摘まんで擦られて。くちゅくちゅと男の舌に口の中をまさぐられながら、同じくらいぐちゃぐちゃに膣を肉棒で掻き混ぜられる。

頭の中がパチパチと爆ぜるような感覚だった。どこに集中して良いのかわからない、全部がきもちいい。何度も小さくイっているのに、男は許してくれない。女が喜ぶやりかたで、敏感な所を攻め立ててくる。もうイヤなのに、悲鳴が上げられない。気持ちに反して、白い女の足はぎゅうと男の腰に巻き付いて離れない。

蕩けた子宮が情けなく垂れて、男の亀頭を呑み込む。それに気づいた男が、腰を押し付けてぐりぐりと子宮口を嬲るのがダメだった。ぷちんと、何かが切れる感覚がして、ぴゅうと何かが噴き出てしまう。体が溶けてしまったのだろうか、全身に力が入らないのにじんわりと染み込む様な気持ち良さが消えない。男の愉しそうな「おしお吹いちゃうほど気持ち良かったんだ」という声が聞こえたような気がした。

その後も、気を良くした男が宣言通り。ちゅうしながらのセックスを何ども楽しんだ。色んな体制で、様々な方法で、女がもうヤダと言えなくなるまで愉しんだ。

「ほらほら、ミィはお姉さんなんだから、もっとショタをリードしてくれないと」
「あ、 あん あ、 もう、 らめ きもち、 い、く いっちゃ、 あ」
「ん〜、そんなにショタのザーメンほしいんでちゅか〜? ミィは欲張りでちゅねえ〜?」
「あ、 あ、 いぐ いく いっちゃう うっ ああ゛っ 」
「あ、んあ゛ ちんぽ、吸い付いてくる」

びゅうと、お腹の奥で吐き出される熱が気持ち良かった。
もう全身に力が入らない、ぽてんとベッドの上で動かないお人形のようになってしまった女から、男が腰を引く。ぬるりと女の秘部から男の杭が抜けると、とろとろと男と女が交じり合った愛液が零れる。男の垂れ下がった性器に、べっとりと纏わりついた女の愛液。触れるとべとりと粘り気を怯えており「本気汁べとべとなんですが」と笑みがこぼれた。

するすると良く滑る女の本気汁で性器を擦ると、むくりと欲が起き上がる。堪らず女の膣に指を押し込めば、ぬるりと飲む込むようにして呑み込んだ。まだいける。女を焚き付けたくて、クリトリスの裏側を指で掻くように刺激すると、堪らないのか女が呻くように鳴いた。

「んじゃ、もう一ラウンド…… あ、゛」

ふと、身体に感じた違和感に声が濁る。魔法が溶けるようにして、小さな体が本来の大きさへと戻っていく。自分にかかる影が大きくなったことに気づいたのか、虚ろを彷徨っていた女がびくりと震えた。あっという間に、女の身体を覆いつくすほど大きくなってしまった身体に、男は溜息をつく。

「ああ〜…効果時間に、問題あり。と、まあトライアルには十分ってことで」
「あ、 え、 い、 いでぃ、 」
「このまま続けるけど、いいよね? 問題ないデショ、むしろこっからが本番っていうか」
「うそうそ ま、 ああ」
「ん、ああ〜 ぬるって入ったんだが、うける」

男の陰茎はあっという間に女の胎を満たした。先ほどまでとは違う、太さも長さも親しんだものなはずなのに随分と大きく感じて、女は必死に呼吸をした。そうして女が自分を受けいれてくれようとしていると解釈した男は、女の腰を持ち上げて角度を調整すると、そのまま腰を押し付け、余っていたところも惜しみなく、ずるりと、女の身体に納めた。

「あ、 ァ」
「あ、奥までいった すご、」

何時も長い時間をかけて解すところが、男を受けいれた。散々と、小さな男に愛された女の子宮が、押し込んできた男を愛すると決めた。亀頭を呑み込んだクチが、ちゅうちゅうと健気の男の熱に吸い付く。そうして、膣全体が絞り上げるようにして男の肉に吸い付いてくるのがきもちいい。

「あ、やばい ミィ、めっちゃ吸いついてくる。 そんなに僕が恋しかったの? オトナのミワは、ショタのちんぽじゃ、満足できなかった?」
「う あ ま、 あ、ぐ あ、 ゆす、 しきゅ、 ゆする の あ、 あぐ あ、き、ぎも、 ち」
「ミワこれ好きだもんね、うん、してあげる。 チビな僕じゃ物足りなくてごめんね、ミワが大しゅきないっぱい大きくて長いチンポでイジめてあげる」
「あ、 あ、 あ ァ」
「もうアしか言えないよね」

笑。
何時もの、頭を直接揺らされるような、快感で押しつぶされるようなセックス。「ちゅうできないのマジストレスなんだが」と、代わりにぎゅうぎゅう女の身体を抱きしめて男が射精した。あつい精液を子宮の中で受け止めて、そのまま亀頭でぐちゅぐちゅに掻き回される感覚に、女はもう震えて喘ぐことしかできない。

そうして、何度も愛を確かめ合った翌日は、当然のように動けなかった。流石にやり過ぎたと思ったのか、「ごめんね」と心にもないことを言った男が、同じ口で女の秘部をしゃぶって離れないから困った。お詫びらしく、赤くはれた所を唇で食んで、舌でナカをくちゅくちゅと掻き回されて、耐え切れずにそそり立ったクリトリスに吸い付かれてしまえば耐えられ筈もなく。

そのままいつも通りにセックスをした。

「今度、ミィも小さくなって制服でコスエッチしない? 絶対気持ち良くするから、まかせて」
「いやです、もうどうしてそんな変なエッチばっかりしようとするの バカ!」
「同人誌のおかげでネタつきませんわ」
「どうじんしってなに!?」

泣いて暴れて拒否しても、結局次の日には絆されて気持ち良くなっている女がいる。そんな恋人を見て、男は「拙者の婚約者がちょろすぎる件について」と脳内でライトノベルを一冊仕上げた。

back

×
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -