Fate | ナノ

Merlin Lady&Gent




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Merlin | All I want is to live together.

「マーリン、マーリンマーリンマーリンマーリンマーリン」
「はいはい、なんだい」 がちゃりんこ
「え、今日は早い」
「うん、そろそろ呼ばれそうだったから君の工房の外で待機していた」
「なら話は早いのだけど。これ見て、ここ。これってどうしたら実現できると思う!?」
「いくらぼくが千里眼持ちだからといって、顔にスクロールを押し付けられたら答えてあげられることもできないよ」
「できると思う!?」 圧
「ああもう、君との対話は本当に不毛だね。まったく」 スクロール奪い
「あ!」
「ふむ…、なるほどなるほど… ミワ、ぼくは今から君に残酷なことを告げなければならない」 神妙
「え、な なに…」 ごくり
「てい」 魔術発火
「… あああああ〜〜〜〜!」 燃えるスクロール
「はあ…まったく、君という人間は本当に救いようがない。どうして性懲りもなく、こんな人類殺戮型キメラを生み出そうとしてるんだい」 にこーっ
「うっ」
「いつも、やめろと、言っているよね? うん? 前回、君はそれにわかったと答えた。君の誠実さを信じたのに裏切られたわけだ、傷ついたよ。うん、ぼくはとても悲しい」
「そのジョークおもしろいね笑」
「ミワ」 無表情
「ハイッ」
「…君の、その泉のように湧き上がる好奇心と、それを実現しようとする直向きな行動力は長所だ。だけど、その毎秒アラヤに喧嘩を売るような真似はやめなさい。正直ぼくは、いつ霊長の守護者が召喚されてもおかしくないと思っている」
「そんな大げさな…」
「ぼくが止めたおかげで、この世に解き放たれずに済んだ未開の魔獣が幾体といると。しかもどれも悪質な特性ばかりを付与して、こんなもの一体でも人類は手におえないというのに、それを君は!」
「えへへ」  てれっ
「ほめていない。まったく、…人類が潰えたら、ぼくは本来の住処である夢を失う。君は、紛いなりにも幼少期から共にいるぼくを、餓死させるつもりなのかい」
「え、いやほら。大丈夫だよ、わたしがデザインする魔獣は、みんな作り手であるわたしには攻撃しないように、神経回路にロックかけているわけだし」
(無垢なる悪意) ぞっ
「だから、わたしは生き残るから! ね、わたしの夢とか感情を食べればいいじゃない、というか。今もそうだし、何も変わらない、変わらない!」 手つないでぶんぶん
「……」 まあ、それもそうかなあ。とちょっと絆されている夢魔
「ね、だからほら。これ、これね。どうやったら実現できるかなあ。マーリンは当代随一の魔術師なんだから、きっとすぐに方法を思いつくよね?」 予備スクロール
「…ちなみに、」
「うん?」
「素人質問で恐縮なのだけれど、この『熱核エネルギー変換生体器官』というのはどうして必要なんだい?」
「…」 えっと、
「どういう意図で、このキメラの体内に設計しているのか教えてもらえるかな。こんなオーバーテクノロジーの核融合炉を内包したら、人類はおろか、わずかに生き残った幻想種にも被害が及びそうなのだけれど」
「…えっと、」
「…」 じっと笑みを貼り付けつづける夢魔
「…ろ、ろまん? あーーーーーーー!」 真っ二つにされ焼却されるスクロール
「ぼくがガイア側の抑止力でなければ、君がこうなっていたところだよ」
「うう…わたしの、夢溢れるゴジラ爆誕計画が…」 しくしく
「ああ、よしよし。泣くものではない、感情がもったいないからね。ぼくが食べてあげる」 ちゅう
「うっ」 ぴたり
「涙とまったかい?」
「止まった…。 なら、人に害がなければいいのね!?じゃあ先にゾイドを設計してくる!」 わーー!
「このやろう」 このやろう

Tips !
転生して魔術師になったのでゴジラとかウルトラマンとかゾイドとか大好きなものを思いつく限り生み出してみようと思うラノベ主人公系彼女と。そんな彼女の抑止力となるためにぼくはガイアに生み出されたのかもしれないと最近マジで考えるようになった後のブリテンの宮廷魔術師。




Merlin | Talkative fairy.

カルデアの日常

「…そういえば、マーリン」 エミヤのプリン
「ミワ」
「ふと思ったのだけど」
「ミワ、プリン。プリンがスプーンから落ちそうだ、ほらお食べ」
「あのね」
「ミワ、ほらプリン。プリン。プリン」
「あっちの姿にならないの。ほら、獣のほう」
「獣のほう?」 プリンがおいしいアルトリア
「……」 アーーーーー。
「うん、ほら、白いふわふわの…、あれ。もしかして、アルトリアは見たことがない?」
「ええ、生前彼のそのような姿を見たことはありません」
「そっか、まあ恥ずかしかったのかもね。ね、マーリン!」
「……」 今更フォロー入れるくらいなら話題にしてほしくなかった
(今更フォローするくらいなら話題にされたくなかったという顔をしている) 直観
「昔は姿が安定しなかったの。半夢魔だから住処(ベース)の肉体情報は記憶していたみたいだけど、他人の夢に入ったり、食べた感情によってブレが出るっていうか。…そういう不安定な時に、獣になっちゃうんだよね」 ぺらぺら〜
「ミワ…お願いだから、黙ってくれるかい」 げっそり
「え、どうしたのマーリン。おなかすいた? わたしの食べる?」 プリンつっこむ
「…」 もぐもぐ
(おおっ… あのマーリンが食事を) 珍百景「夢魔の食事※ただし栄養にはならない方」
「ちょっと大きくてこわいところもあるけど、ふわふわでかわいいわんちゃんなの。今度見せてもらいましょうか!」
「…ごほん。実は、わたしも生前は犬を伴っておりました」
「え、ほんとうに!」
「はい。カヴァスという、それは賢く勇敢な狩猟犬でした、なので犬の扱いには多少覚えがあります」 どやあ
「なら問題ないね、ねっマーリン!」
「……」 突っ込む気力もないマ


(あ、あのマーリンさんが圧されている…!) 通りすがりのマシュ
(すごい、でっかいもふもふのわんちゃん… 俺も、触りたい…!) プリンもらった通りすがりの藤丸



Merlin | You're such a prankster.

「…」 お仕事中のマーリン
「…」 そんなマーリンの長い髪を編む編む
「…」
「…」 編む編む 結び結び
「…」
「…えい」 躊躇なくナイフでバッサリ切り落とす
「…」 そっと、頭の後ろを確かめるように回る手
「やったー! 夢魔の髪ゲットだぜーーー!」 ダッシュ
「わああああーーーー!」 追いかけ

つかまってしまいました

「勝手に髪を切らないでくれるかい」
「むう」
「そんな顔をしても返さないよ。ああもう、本当に適当に切ってくれたね、すこし整えないと」 魔術で襟足を整える
「いいじゃない、一束くらいくれたって!」
「いや一束じゃなくて全部もっていったよね」 真顔
「わたしが捕ったのだから、わたしのもの! 返して〜!」 がばちょっ
「ダメ。君にはまだ早い」 腕のばし
「早いってなに!?」 
「君みたいな未熟な魔術師に、夢魔の髪なんていう呪物を扱えると思わない」 みつあみを投げて花に変える
「ああ!」
「…ほら、もう無くなってしまったものを追うのはやめなさい。君の手にはナイフよりも、綺麗な花の方が似合うよ」 お花を魔法で手繰って花束にしてくれる
「花よりあなたの髪がほしいの」 渾身のおねだり顔
「ダメ」 すっぱり
「…せっかく、油断していたのに。失敗したわ」 花束を受け取ってしょんぼり
「その言い草はなんだい。油断したわたしも悪いけれど、まるでそれを詰るような物言いはやめておくれ」
「また伸ばして、油断させないと」 すたすた
「不吉な犯行予告しないでくれるかな。ああもう、ほんとうに君という女性(ひと)は」

Tips !
本当に油断して、仕事中他所しか千里眼(みて)いなかったマーリン、彼女の言うことが的を得ているので恥ずかしくてそのことは隠した。そのくらい、奥さんに気を許している。




Merlin Wizard & Witch | who are as lovely as a flower.

「夢魔って、体重20kgしかないって本当?」 キラキラ
「…それは、異世界のわたしであって。わたしのことではないよ」
「え、体重いくつなの」
「えっと、たしか68kgくらいに設定したはず」
「じゃあ変えられるのね、20kgにして」 命令
「簡単に言ってくれるよ」
「ねえして、して。はやく、はやく!」 ゆさゆさ
「あ、やめ ゆするのはやめ 服を引っ張らないでくれるかい!?」
「はやくーーー!」 
「ああもう、わかったから!」 首締まっている



「わあ、本当にかるい〜!」 きゃっきゃ
「う、うん ソウダネ」 ぎゅうう
「やだ、マーリン。そんなに抱き着かないで、前が見えないわ」 お姫様だっこマーリン
「落とされないか不安なんだよ、君はそういうところあるから」
「ねえ、髪を踏んでしまいそう。自分で抱えていてくれる」
「ええ…、仕方ないなあ」 たぐりよせてぎゅっ
「ふふ」
「? なんだい」
「マーリン、お花の匂いする」
「いつものことだろう」
「かわいいね」
「…」 ぐう

「なんだが、とても楽しそうなことをしているね」 千里眼レディ
「げっ」「わっ」



「わっ ミワさん何してるの!? マーリン!? それにレディ・アヴァロンも抱っこしている!」 興奮リツカ
「これがほんとの両手に花。ってね?」  ばちこんウィンク

「ふふ、本当に面白いこと考える。…彼女の隣は心地良いかい、お兄ちゃん?」
「…」
「そんな怖い顔しないでくれたまえ、大丈夫盗ったりはしないさ」

わたしの世界で留守番してくれている彼に、おいていかれたくないものね。

Tips !
同じ役割と存在であるからして、傍らにある星も同じ宿命を持っている。彼女が在れば、彼も在る世界。


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