くろこのばすけ | ナノ

キセキのみんなでファミレスにいく



サ××リアに来ました。

「ピザは1人1枚だからな、解った青峰」
「だそうですよ青峰くん」
「解ったッスか青峰っち」
「守るのだよ青峰」
「だってさ〜青ちん」
「オイまて手前ぇらなんで俺に言うんだよ!紫原にも言えよ!!」
「紫原はお前と違って俺のいう事聴くんだよ」

ごもっともです。

「はふー。サイゼリアは安いね、学生の見方だよー」
「ですね。桃井さんも来られなかったのが残念です…」
「なんかその代わりに部外者がいてすみません…」
「いえ、そういうことではないです。折角、色紙さんも来られたんですから、これで桃井さんがいたら更に良かっただろうなと言う意味です。ボク、色紙さんと来られて嬉しいですよ、」
「黒子くん…」
「色紙さんのスパゲッティおいしそうですね、なんですか?」
「トマトスパゲティ! シンプルだけど美味しいよ、一口食べる?」
「良いんですか? あ、ボクのドリアなんですけど…よければどうぞ」
「じゃあこーかーん」

黒子⇒ドリア
色紙⇒トマトスパゲッティ

「って、あー!青峰っち!オレの肉取らないで下さいッス!」
「あ?ボーっとしてんのがわりぃんだよ」
「緑間は何を頼んだんだ?」
「シーフードグラタンなのだよ。赤司は…煮込みハンバーグか」
「赤ちーん、ナプキンとって」
「ああ…紫原、言ってる傍から溢してる。気をつけろ」
「あー…」

青峰⇒ミックスグリル
黄瀬⇒チキンチーズ焼き
赤司⇒煮込みハンバーグ
緑間⇒シーフードグラタン
紫原⇒生ハムピザ チーズカツレツ

注文するよ

「むぅ…」
「決まった?」
「も、もうちょっと…」
「何で迷っている?」
「え、ひ、秘密…」
「隠すことでもないだろ」
「だって赤司、私が迷っていると2つに絞って1つ自分が頼むとか言うじゃん」
「なんだそんなことか」
「だから駄目、秘密」
「ふん、どうせパスタかハンバーグで迷っているんだろ」
「なっ…!」
「お前は昔から嗜好が変わらないな、子供舌め」
「うっうるさい!」
「で、パスタはトマトだろ。ハンバーグは…煮込みかな」
「なっ…!」
「イタリアンも怪しいが、パスタでトマトならハンバーグは煮込みで迷っているんだろ。違う食べ物でも同じ味ならお前は眉間に皺寄せて迷わないからな」
「ぐぐぐっ」
「なら俺はハンバーグにする。緒戸、セットは?」
「ドリンクだけで結構です!」
「なら、こっちでスープとサラダ、ライスのセットにするぞ」
「なんで私にきくのよ!」
「緒戸、スープ飲むだろ」
「のっまないっ」
「あれば飲むだろ。コーンスープでいいな」
(うぐ…私が好きなやつだ…)
「…決まりだな。他にメニュー回すぞ___青峰、黄瀬!メニュー破く前にこっちを使えバカ共」
(くっそ〜〜〜〜〜!!!!)

(色紙さん赤司くんに知り尽くされていますね…)


紫原くんはお腹が空いているようです

「赤ちん、追加して良い?」
「まだ食うのか…」
「育ちざかりだもんで」
「その口がそれを言う、嫌味か? …まあ良い、緒戸。メニューを」
「はい」
「ほら、決まったら言え」
「んー…じゃあ、エスカルゴ」
「はあ!?」
「えェ!?」
「何故そこを行くのだよ…」
「青ちんも食べる? おいしーよ?」
「いらねぇよ!そんなもんお前虫のう××____」

※不適切な表現をする前に赤司様により教育的指導(という名の足への大ダメージ)が下されました。


結局こうなる

「…」
「…なんだ、もう飽きたのか」
「ちっちがっ…!」
「ほら、食えば良い。その代りパスタ食べるぞ」
「う、ぅん…」
「熱いから気を着けろよ」
「子どもじゃないんだからっ___ッ」
「はあ、言っている傍から…。ほら、飲め」
「〜〜〜〜っ」
「馬鹿かお前は」
「っ…ら、らって、温かい方が美味しいんだもん」
「少しは小学生から成長しろ」
「してるもんっ!」
「あまり口答えするともうやらないぞ」
「わーん!ごめんなさい!」

(見事に赤司くんにコントロールされていますよ…色紙さん)


ドリンクバー

(あ、ない。…取ってこよ、あ、)
「? どうした?」
「ううん。飲み物取ってくる。赤司のも取って来るよ」
「そうか、じゃあレモンスカッシュ」
「解った。あ、良かったら黒子くんのも持ってくるよ?」
「あ、僕も行きます。そろそろ味変えたいんで」
「じゃあ一緒に行こう。…っと、緑間くん」
「なんなのだよ」
「飲み物良ければ持ってくるよ」
「む…けっこy」
「緒戸ついでに、紫原のも頼めるか。緑間何にする?」
「はっ? 俺はべ…」
「緑間」
「……ウーロン茶を頼むのだよ」
「緒戸、ウーロン1とメロンソーダ1だ。緑間、序に紫原のグラス取ってくれ」
「はーい」
「色紙さん、グラス持つの手伝いますよ」
「あ、ありがとー黒子くん」
「いえ。でもすごいですね…一瞬手首にグラス乗せませんでした?」
「特技ですドヤァ」
「黒子、くれぐれも同じ真似をしないように見張ってくれ。くれぐれも」


「赤司コロス、絶対に殴る」
「…えっと、ウーロン茶と、メロンソーダ…」
「あ、ちょま。黒子くん」
「?」
「紫原のグラスさっき違う飲み物だったから一度すすいどこう、味まじっちゃう」
「あ、はい」
「黒子くんも味変えたいんだよね? グラス濯ぐよ、それとも変えちゃう?」
「いえ、このままで大丈夫です。濯ぐのお願いします」
「はーい」
「えっと、赤司くんのは…」
「赤司のはグラス変えて。アイツ同じので混ざるとすっごい嫌がるから」
「空いたグラスは…」
「えっと適当に…あ、いた。すみませーん、お姉さん! ドリンクバーのグラス変えたいんですけど、古いの下げて貰って良いですか?」
(凄い…色紙さん(赤司くんに)訓練されてる…)※多大なる誤解です


「ただいまー」
「おかえり、緒戸。黒子、」
「お待ちどう様です」
「ふん、本当に待ったのだよ」

今更の席順※左右通路のオープン席
  紫原 赤司 私
【 テ ー ブ ル 】
黄瀬 青峰 緑間 黒子

「つーかよ。なんで俺たちが4人詰めでそっち3人詰めなんだよ! 逆だろ逆!」
「妥当だろ?」
「妥当じゃねぇ! そっちは赤司の他にチビ(色紙)がいんだからせめてこの馬鹿連れてけよ!」
「ちょっ青峰っち!髪!掴まないで!セット崩れる!」
「こっちは紫原がいるんだ、緑間が2人いるようなものだからイーブンだろ」
「せめてテツ連れてけよ! てかっテツお前黄瀬と席変われ! 席替え! チェンジ!」
「合コンかよ」

席替えターイム(なぜに
 黒子 青峰 赤司 私
【 テ ー ブ ル 】
 黄瀬  緑間  紫原

「…」
「…」
「ふーこれで落ち着いたぜ…」
「あー! 青峰っち自分だけ黒子っちの隣っずるいっす!」
「うっせー定位置だ、テーイチ」
「黄瀬くん、恥ずかしいので確り座って下さい。他のお客さんに迷惑ですよ」
「まったく子供のようにはしゃぐなのだよ…」
「諦めろ、あいつらは色んな意味でまだ純粋なんだ」
「…」
「…」
「なんだ静かだな、緒戸、紫原」
「…席替え」
「…席替え」
「ん?」
「席替えやりなおし!やりなおし要求したい!」
「席替えやりなおそーよ!!」
「あはは却下だ。お前たち本当に仲悪いな」

解ってたなら気を使ってよ!!

「あーもう赤ちんに張り付かないでよ。赤ちんが湿気たらどうしてくれんの?」
「しっ…! はんっそれって私が雨女だから言っているの?だとしたらおっそろしく低能だわ。お菓子ばっかり食べているから頭ン中まいう棒みたいにスッカスカになっちゃったんじゃない?」
「カッチーン。お前チビの癖に生意気、ホント口だけは達者だよねぇーオレより中間成績悪かったくせに」
「カッチーン。別に成績だけが全てじゃないですからぁー。学校のテスト成績程度で人の社会の尺度に測らないでくれます? 不愉快なんで」
「ぶっ殺す」
「こっちの台詞です」

「………赤司、止めないのか?」
「え?なんで? 凄く楽しそうだし、このままで良いんじゃない?」
「…」

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