「ただいま」
『あ、ぱぱー!おかえりなしゃい!』
「っ!("さい"が"しゃい"って…噛んじゃってるし笑顔で可愛いなあ)お出迎えありがとう」
『うん!なまえね、いいこにずーっとぱぱをまってたよ!えらい?』
「(首をこてんとして俺を見る姿…可愛いなあもう!)えらいえらい、よく待っててくれたね」
『だって、なまえぱぱにいいこいいこしてほしかったんだもん!だっこでぎゅうして?』
「(可愛い可愛い!可愛すぎるよ俺の愛娘!!)甘えん坊だなあ、ほらっ、だっこでぎゅうってしてあげるからおいで」
『わーい!ぎゅーっ』
「ふふっ、パパもぎゅーっ」
『ぱぱだいすき!さちね、おおきくなったらぱぱのおよめさんになるー!』
「(殺人的な可愛さだなもう!)楽しみにしてるね」
『うんっ』
「…なあ仁王」
「言うなブンちゃん余計悲しくなるじゃろ」
「ふむ、精市の親バカが酷くなったな」
「つーか俺ら何時になったら中に入れんだよ…」
「それにしても何時見ても幸村くんの娘さんは幸村くんにべったりですね」 「うむ。親子の仲が親しいことは非常に良いことだ」
「まあ幸村ぶちょーが親バカになっても仕方ないんじゃないスか?だってなまえは普通のガキより断然可愛いっスから」
「「「「「「確かに」」」」」」
『あ!げんちゃんだ!なまえね、ぱぱとぱぱのおともだちといっちょにごはん食べたいなあ』
「(また噛んだ…可愛いなあ!)じゃあみんなで一緒に食べようか。何時までそこに立ってんの?早く入りなよ。ついでに真田後で俺の部屋に来い」
「「「「「「「(理不尽だ…)」」」」」」」
「何故俺だけ何だ幸村」
「なまえに名前を呼ばれたからに決まってるじゃないか」
「……キェェエエエ!」
(11'02.22〜11'03.23)
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