「お疲れみょうじ」
『先輩…マジで今日ほど疲れるものはなかったです』
「ドンマイ」
『…うぜー』
「ははっ、やっぱお前良いわ!」
「みょうじが準レギュのマネだったらなあ」
『殺す気ですか』
私は長い長い朝練がやーっと終わり、前まで平部員のコートにいた先輩達といる
『準レギュラー様、レギュラー様々ですね』
「それは勘弁、俺たちだってビビったからな?」
「ありえねーもん、平の時とは大違いでさ」
「今でもみょうじのやり方の方がしっくりっつーか、楽だわ」
『それは光栄ですね』
「プラスみょうじのキャラが良いわ」
「それ分かる。こーゆー奴の方が気が楽だよなあ」
『ははは、殴っていいですか』
「いや、俺たちはあんな女々しい華和より無愛想なみょうじの方が好きだって…いでっ!」
言葉を選んでほしいよね。でも、そう言って笑ってくれる先輩達のおかげで今日の朝練に来て後悔だけだったけど、少しは良かったのかもしれない
「……なーんかアイツ等楽しそうじゃね?」
「前のマネージャーに会えたからやないか?」
「にしてもあれは仲良すぎだろ」
「ですよね…それにみょうじさん……冷たかったです」
「何度言っても真面目に働かねーしな…なぁ?樺地」
「……」
「樺地?」
「違う、と‥思います……」
全「!」
「フッ…(下剋上だ)
知っている者は知っているもんだ
『先輩達が平の方へ戻って来て下さいよ』
「頑張ってる俺たちにそんな事言う?」
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