「みょうじ」
『…何ですか、華和先輩』
放課後に呼ばれて何かと思えば怖い顔で待ち構えていた華和先輩。先輩は鬼の形相で怖いし、あとさ何故放課後をチョイスしたんだ。放課後は部活があるじゃないか
「最近随分レギュラー達に親しくない?」
『なりたくてなった訳じゃないです』
てか元々は華和先輩のせいだから。先輩が朝練に来ていれば、ドリンクを盗まなければ良かったんだ。と心で愚痴る
「アンタみたいにブスが逆ハー狙うなんて有り得ないから」
『意味が分かりませんし逆ハーレムなんて狙っていません。利益ないし』
「ブスはブスで平部員の仕事だけしてれば良いのよ」
『無視ですか。はいはい、分かりました。どうせ私はブスですよー。邪魔をしてしまいすんませんでしたー』
「…本当イラつかせるわね」
『これが素なんで』
「あ、そ」
『先輩もなかなか怖い性格してますね』
「シバくよ」
『すんません』
「今日も洗濯頼むわよ」
『ええー…』
「じゃあね」
素直過ぎてすんません
「お、やっと来たな。あまりにも遅かったからドリンクとかでベタベタになってるんだと思った」
『赤坂くん最低だな』
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