『あー…ミスった』

「どうした?」

『赤坂くん、今日はドリンク水でも良いかい』

「疑問符無し?まあ、俺は別に良いけど…」

『おお、流石』

「何がだよ」


昨日ドリンクの粉を切れてしまいすっかり忘れていた。赤坂くんは水でも良いとは言ったが、流石にそれは駄目だ(塩分摂取できないしね)


『ちょっとドリンク作って来るよ。時間かからないようにするけど、一応先輩達に言っといてくれる?てか言っとけやコノヤロー』

「わーったよ。命令すんなムカつく奴だな。てかほんとに水で良いと思うぜ?わざわざそんな…」

『選手を支えるのがマネージャーなのにそんな事出来ないよ』

「…そんな所だけ真面目なんだからよ」


そういう赤坂くんを殴って(殴る理由?照れ隠しに決まって…ない。赤坂くんの発言にイラッときたからだ)家庭科室へ向かった


『よし、作ろっと』


流石に氷帝学園。品揃えは完璧だ。これだけあれば沢山作れるな


『料理しか取り柄のない私の見せどころ!』



選手を思う気持ちは行動にでる


「あっ…」

「どうしたん依仔?」

「ドリンクの粉がなくなちゃった…」

「なら平のマネージャーに貰えば良いんじゃねーか?」

「う、うん!そうする」



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