「ねえねえ!君がこっちのマネージャー?」
『は…はい』
「俺ね、芥『芥川慈郎先輩ですよね』Aー!何で俺の名前知ってるの?」
その質問はテニス部マネージャーに対して…じゃなくても愚問ではないか
『一応男子テニス部マネージャーですから。それに、マネージャーしているのに部員全員の名前知らないとか失礼過ぎるじゃないですか』
「!」
200人を覚えるのはいつの間にかにだったから別に苦労はしていないけどね
『私はみょうじなまえです。平部員のマネージャーですから関係ないですけど』
「なまえちゃんね!俺はジローって呼んで!てかなまえちゃんすっげー!!部員全員の名前知ってるとか…びっくりだC!」
『ま、マシンガントーク…まあ、はい。自然と覚えるもんですよ』
芥川先輩と続けて言えばジローが良い!!とねだられた。どっちが年上なんだ
『それより早く向こうに行かなくて良いんですか、てか行ってください』
「Aー…なまえちゃん冷たE!俺喉渇いたなあ」
『…平部員の分ですがどうぞ』
喜んで受け取る芥た…ジロー先輩は身長も似ているからか、向日先輩を連想させる
「!なまえちゃん、これ……」
『まずかったですか?一応甘めの選んだんですが…』
「…ううん!すっげー旨かったC!ありがとー!!俺頑張って来る!」
『行ってらっしゃーい』
少しの違和感、膨らむ疑問点
「やっと帰って来たなジロー」
「…うん」
「で、お前の感想は?」
「…樺地が庇う理由が分かった気がする」
「「は?」」
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