「…椎葉!今日も君は何とも輝かしい!」 『……』 「さあ!恥ずかしがらずにこっちに来なさい!」 『…榊先生、あたしの作ったドリンクを良かったら飲んでくれませんか?』 青筋を額にたてながらもそう言って取り出したのは、柳生が気にしていた1つだけ柄が違うボトル 「おおっ!椎葉が私の為に作ってくれたのか?」 『もちろんです』 「そうか!ならありがたく頂こう!……ぐはっ!?」 全「……」 『アンタが来る事ぐらい承知済み。対策位たててあるっつーの』 ばーか、と心の中で吐き捨て乾汁で倒れた榊を放って他に持っていたドリンクを置きに行った(そして心なしか嬉しそうな表情だった) そんな行動を目の当たりにしたメンバーは 全「(絶対に榊先生の二の舞にはならないようにしよう)」 そう心に誓ったそうな おまけ 『やっぱ榊来たし。何で教えねーんだよ跡部さーん』 「さん付けすんな気色わりぃ。榊が来ると言ったらお前が来ねえだろ」 『うっぜ、つか当たり前』 「…はあ」 『跡部、ちなみに榊は?』 「帰って頂いた」 『だよねー。じゃなかったら乾汁よりすげーもん作るつもりだったし』 「……」 「クソクソでも榊が犠牲者で良かったよな」 「にしても本当に椎葉さんは榊先生が苦手なんだね」 「いっつもあんな事されても諦めへん榊も榊やけどなあ」 全「……」 next [mokuji] [しおりを挟む] |