次の日

「オイ、蜜柑とジローはまだか」

「まだ来ていないみたいです」

「ほんま似たもん同士やなあ」

「関心してんじゃねーよ…」

「どうするんですか跡部さん」

「…仕方ねえ、テメー等全員乗れ!今から寝坊組を叩き起こしに行くぞ!!」




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「蜜柑ー!アンタ遅刻するわよー起きなさい」

『ん…、今何時?』

「7:30」

『……集合7:00なんだけど』

「あらっ」

『あらっ…まっ、いっか。母さんご飯ある?』

「あるわよ。食べて来なさい」

『はーい』



その頃ジロー家では



「ジロー!いい加減起きろ!!」

「んー…まだ眠E」

「寝るなあ!!」



こちらも前途多難




ーーー
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『母さん今日の味噌汁合わせ味噌?』

「そう!いつもは白味噌か赤味噌交互にしていたけど合わせはしたことなかったから」

『あたし合わせが一番好きかも』
「そっか、なら今度から合わせ味噌にするわね」

『あんがと』

「いいえ"ピンポーン"あら、こんな朝早くからお客さんだわ」

『ふぅーん…』



気にせずご飯を食べ進める蜜柑。最早練習試合があるのに遅刻をしていることを忘れているようだ



「はーい、どちら様…あらっ跡部くん達おはよう」

「おはようございます。蜜柑はいますか?」

「蜜柑?あっ!今日は練習試合だったわね、ごめんね。今あの子起きたの」

「中にお邪魔しても良いですか!」

「ふふっ、全然良いわよ岳人くん。皆さんもどうぞ」

全「お邪魔します」


『……』

全「……」

『おはよう』

「おはよう‥じゃねえ!何呑気に飯食ってんだ!!」

「うわあ…Eー匂い、そういえば俺飯まだだったC」

「ならジロくんも良かったら食べてく?」

「マジマジー!蜜柑ママすげー好き!!」

『何故あたしに抱きつく』

「つかまだ寝巻きかよ」

『今起きたんだもん』

「自分らのせいで遅刻すんで?」

『大丈夫。あたしらの部長をナメちゃ火傷するよ。な、我が氷帝テニス部部長の跡部様』

「…フッ、当たりめーだ!俺様をナメんなよ」

『な?』

「…自分には叶わんわ」



結局ジローだけでなくみんながご飯をよばれることになった。てかお前ら朝飯食ってきただろ

そんなツッコミを心の中でするも、急いで(周りから見ればのんびり)準備をした







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