『ほんと‥にごめ「椎葉!」い"っ…!?』

「岳人!椎葉さんは怪我人や」

「うるせえ侑士!つーかな、マジで心配したんだからな!あんな目にあってもへらへらして笑うのに…俺らには迷惑かけたくねーからってあんな事言うしよ!!」

「岳人の言う通りだぜ。俺たちが何時椎葉に迷惑なんて言ったか?」

「俺、椎葉先輩がマネージャーじゃなかったら…こんな思い一生なかったんですよ!」

「あんなに騒がしいの…なかったらなかったらで暇なんですよ」

「椎葉さんしか俺たちを俺たちとして見てくる人がおらへん。椎葉さんやからこそ俺たちが俺たちでおれるんや」

「テメェが居なかったら…全国なんて狙えねえんだよ」

『……』

「ほらね?みーんな蜜柑の事好きでしょ!ま、俺もその1人!蜜柑が居なけりゃ誰が俺を起こCてくれるのさー」



さっきまで怒っている表情がジローの言葉で一変、顔を紅くする者やうんうんと頷く者、ジローの言葉を無視する者、少し笑っている者…様々だ



『…ははっ、バーカ』

全「!!」

『アンタ等をサポート出来るのはあたししかいないもんね。だからずーっとみんなの隣にいてやる』

「…ハッ、上等じゃねーか。但しこれからは絶対に俺様たちを頼れ、分かったな?」

『、了解』

「「蜜柑ー!!」」

『いっ…いだだだっ!』

「だから椎葉さんは怪我人言うてる…って岳人自分椎葉さんを…!」

「んー?だって俺たちダチじゃん!な、蜜柑!」


"ダチ"の言葉に素直に喜びを感じた



『、うん岳人!』







[ 49/72 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -