全「……」

『早く!早くケーキバイキングに行きたい!!』

全「……」

『おーい?早くケーキバイキ……』



イラッときた。みんなしてあたしを見て固まりやがった



『スカートまためくんぞバカヤロー』

「ばっ…かやろ!!」

『あ、亮戻ってきた』

「…化けるもんですね」

「馬子にも衣装だな」

『跡部と若は誉めると言う言葉をしらねーのか』



毒舌ーとふてくされていれば、テメーもだろと岳人に言われて反論できなかった



『ジロー似合う?』

「すっげー似合ってるC!チョー可愛Eよ!!」

『流石ジロー、アイツ等もああやってお世辞でも言えねーのかっつーの』

「…お世辞じゃないのに」

『え?』

「蜜柑のバカ」

『えええ…』



ジローが何故かいじけてしまった。あたし何かしたのかな


「蜜柑お前ジローに何したんだよ…」

『何かごめん』

「椎葉達早くしないと先行っちゃうよ?」



滝の言葉に慌てて車に乗り込み、目的地に向かった




「……」

『ジロー…?』

「……」

『……』

がばっ
「う、わあっ!蜜柑!?」

『一緒にケーキ食べまくろーな!』

「…うん!蜜柑好きー」

『ジロー好きー』



全「……(何だこの会話)」





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