『ふぁあ……あれ、』

「あ、起きたん?」

『結構寝てた?』

「少しだけやで」



起きれば側に忍足がいた。そりゃああたしのかてきょーしてくれているんだからあたしが寝ていては仕方がないっちゃあ仕方がないか



『ごめん』

「ええって、自分疲れたんやろ?ゆっくり休みや」

『…なあ、忍た「っはよー蜜柑!」いでっ!?岳人腹激突はない…!』



忍足と話していればあたしが起きたのを気づいた岳人が突撃。痛いのに、むちゃくちゃ痛いのに許してしまうのは何故だろう



「目え覚ましたか」

『い、一応…で岳人いい加減にどいてくれると嬉しい』


「仕方ねえな」



何に対して仕方ねえのかはあえて突っ込まない。忍足が代わりに…しなかった。別に良いけど



「あ、寝癖ついてるよ」


『ほっおておきゃあ直るっしょ』

「女が言う言葉じゃねえな」

『あたしをそこら辺にいる女と一緒にする方が悪い』
「それもそうだな」

『納得されてもイラッときたのはなんでだろう』

「うるせえ、さっさと自分の勉強始めろ」



そう言って優雅に紅茶の飲んでいる跡部にテメェには言われたくねえと誰もがツッコんだ




ーーー
ーーーーー



『もー無理、飽きた!』

「俺もつまんねーC!」

「今日はもう終わろうぜ!」

「俺も流石に…」



あの後1時間くらい勉強をしていたあたし達アホ組はこれ以上の勉強を断念した







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