『ありえねー…昼食タダの為に無駄に体力とか使ったのにマネージャーとか…』 何のために頑張ったんだと溜め息をついてげた箱で靴に履き替えると 「椎葉蜜柑さんですか?」 『違います』 面倒くさいのに関わるのは嫌な為平気で嘘をつき、校門を出ようとしたら誰かに腕を掴まれた 『…誰ですか』 「椎葉と同じクラスの金山。俺と一緒に来てくんね?」 『何処へ』 「テニス部」 『あたし椎葉蜜柑じゃないから離せやこのヤロー』 「え、椎葉ってそんなキャ…ぶっ!!」 話すのも面倒くさくなってきたのでアッパーをして金山を気絶させる。少し手が痛かったが仕方ない。そんな事を考えて校門を出た 『……うっぜ』 「俺女から初めてうぜえなんて言われた!」 「同感ですね」 目の前にはおかっぱにきのこヘアー。頭に気をとられつつも通ろうとする（逃げんのも面倒くさい。強行突破だ） 『どいてくんね?通行の邪魔』 「無理」 「マネージャーになってくれんなら話は別だけどな!」 『無理、だからどけ』 「どけなんて言葉女の子が使うたらアカンで?」 『伊達眼鏡のテメェに言われたくない』 後ろを振り返れば忍足を始めに屋上にいた奴ら 『…うっざい性格してんね』 「そこはしつこいと言ってほしいＣ!」 「いや、どっちも一緒だろ」 「椎葉蜜柑、貴様に拒否権はねえ。諦めな」 『じゃあ忍足の拒否権を奪うから良い』 「くそくそ!残念だったな始めから忍足には拒否権なんてねぇんだよ!」 「岳人それはないで…」 「すまねえが、諦めろ」 『…いくつか質問しても?』 帰られないと諦めその場で質問をし、立っているのが疲れるのでその場にしゃがみあぐらをかく 「わわっ!!せ、先輩何してっ!?」 『だってずっと立っているのも…コンクリあっつ!』 「当たり前だろ!つか見え…っから早く立て!!」 『大丈夫短パン履いてるから』 立ち上がり片手でペロッとスカートを捲って長髪頭に証明してやれば真っ赤にして何処か行ってしまった → [mokuji] [しおりを挟む] |