「蜜柑の部屋に行きたーい」

『許可とる前に行こうとすんな』

「俺漫画の続き読みたかったんだよなあ」

『あれ売ったからない』

「くそくそ!馬鹿蜜柑!!」

『何であたし貶されなくちゃいけないんだ』



そんな事を言いながらもみんなしてあたしよりも先に部屋へ入る。何気にみんなあたしの部屋に来たことあるもんなあ



『あ、飲み物持ってくる。何が良い?「オレン…」お茶?分かったお茶ね』

「決まってんなら聞くなよ」



ジローと亮の言葉を無視して階段を降り、お茶を取りにいった



『母さーんお茶ぁー』

「はいはい、これを持って行きなさい」

『さんくす』






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ーーーーー





『…くつろぎ過ぎ』



部屋に入れば大人しく床に座っている長太郎と樺地、漫画を読んでいる岳人と亮、勝手に人のアルバムを見ている忍足、勉強机の椅子に偉そうに座っている跡部、ベッドに座っている若にベッドで寝ているジロー



『しかも忍足それプライバシー』

「自分若い頃は可愛かったんやなあ」

『ちっさい頃は誰でも可愛いもんだよ』



忍足がそんな事をいうもんだからみんなもアルバムを見だした。だからプライバシーって言ってんじゃん、見んなよ



「うわ、全然違うじゃないですか!」

『長太郎、貶してるだろ』

「昔と今じゃ全然ちげえな」

『跡部に言われると一番腹立つ』



自分だって中1の時もっとちっさくて可愛かったくせに…なんて言えない。言った後が面倒くさいし







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