彼なりの呼び名と位置づけ




「燈治は俺の相棒」
「…まぁな」

「弥紀ちゃんは俺たちの天使」
「俺たちってなんだ、たちって」

「巴さんは俺と学校のボス」
「学校のボスは、やっぱなんか違くねぇか」

「長英は俺のハラキリ」
「…切腹とはよく叫んでるが…それは……」

「紙袋は俺の紙袋」
「名前で呼んでやれよ」

「白は俺の大事な妹」
「お前は甘やかしすぎだ。何だ、あの大量の菓子の山は」

「いちるは俺に出来たはじめての友達」
「…そうか」

「雉明は俺の妖精さん」
「ようせ………オイ」

「輪は俺…いや、殿のロリ忍者」
「ツッコミどころしかねぇ」

「絢人は俺の教科書」
「千馗……お前、何習ってきやがった」

「ミカみゅんは俺の乙女」
「…乙女……乙女…!?」

「かなめんは俺のツンツンツンデレ」
「つんつ…なんだって?」

「アンジーは俺の魔女っ子」
「なんでわざわざ、っ子を付けたんだ」

「御霧は俺のおかあさん」
「…鹿島に言うなよ?射られるぞ」

「義王は俺のペット」
「待て待て待ておかしいだろ、明らかにおかしいだろ!!」


「燈治は、俺の相棒」
「何で俺だけ二回言った」






何度だって言いたい。







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