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マドキドマド(LAL)


マドキドマドというか、マドキド・キドマド
どちらも表面上は普通だけど、どちらも変態。
装備交換ネタ。





(ああキッドキッドキッド…!!すげぇキッドが近い、マジこんなに近ぇなんて初めてだ!俺、今キッドの後ろ歩いてるぜ、手を伸ばせば簡単に触れる位置に!キッドの背中!押し倒してぇ…、今すぐ押し倒してぇ!!でも全然隙がねぇ!クソッ!!だがまあ…それは、いい。重要なのは今!未だかつてない程にキッドとの距離が近いって事だ!)

(しかもだ!キッドと服の交換なんかしちまったよ!!何でそんなん言いだしたんだか理由はさっぱりだが、んな事はどうだっていい!キッドの着てた服!キッドの被ってた帽子!履いてた靴!もう返せって言われたって絶対返さねぇ!)

(キッドが、これはやはりおかしいかとか言い出しても、難癖付けて俺のモンにする!…まあ…丈が合ってないのは微妙に癪だが。逆に考えれば、ある意味キッドの珍しい姿が拝めんだから、いいか。普段ポンチョで見えない部分を堪能しとこう。うっすくて固そうケツ…アリだな。…けど…ああ…こんな小汚い帽子にポンチョでもキッドが着てたってだけで興奮するぜ…、ああキッド…キッドの匂いだ。もお思い切りキッドの匂い嗅ぎてぇ)

(いや…すっげぇ怪しいか。駄目だ駄目だ。ハアハアしながらポンチョに顔埋めてたら、いくらあの鈍いキッドでもおかしいと思うだろ。キッドに軽蔑の目なんかで見られんのは嫌だ。しかも匂い嗅いでて、うっかり勃っちまったら洒落になんねぇし。あー…襲いてぇな、ちくしょう)





(…流石に…、いきなり服を交換してくれなどと言うのは怪しまれただろうか。身長も体格も違う、寸法の合っていない服同士を交換してくれなどと。…こんな間抜けな話にマッドが乗ってくるとは思わなかった。やはり何事も言ってみるものだな。まあ…憐れまれて施された、といったところだろうが)

(…マッドの服。生地は新しいな、仕立てもいい。丈は足らんが…その分マッドの体格がよく分かる。この微かに染み付いた香りは…香水か。後は硝煙と、何だ、彼自身の体臭か…?ああ、服も香りもマッドらしい。…マッド……自分が言い出した事だが…少し、まずいな。押し倒したい。…ああ、流石に良くない、駄目だ。…マッドの服は手に入ったのだから今回は満足すべきだ。珍しいものも見れているし)

(そうだ、私の後ろを大人しくついてくるマッドなど、もう二度と見られんかも知れん。そっと目に焼き付けておこう。しかも、私が先程まで着ていた服に着ているなんて…、……隙は殆どないが、しかしやろうとすれば出来…いや駄目だ駄目だろう。いかんいかん。ああマッド…。…何故だ、何故、マッドはどことなく楽しそうにしているんだ…!…ああもう…押し倒したい、押し倒してもいいだろうか)





ゴォォォォオン……


「…6つ目だッ!」
「……そうか」


(後2つだ…!後、鐘2つ分だけこのキッドとの空間を満喫出来る!!)
(6つ目か…後2回鳴るまでの時間、マッドは私の後ろをついてくる…)









こんな奴らに街を救われていいのか。






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