小ネタ | ナノ


キドマド(LAL)




気持ち悪い系ヤンダウン
ほんのりえろ






だらりと力なく横たわる肢体を縛り上げる。両手は後ろに纏めテーブルにくくりつける、それだけの作業がここまで楽しいとは思わなかった。

邪魔な下半身の衣類は、剥ぎ取って適当に放り投げた。現れた太股にはしっかりと筋肉がついていて、綺麗だと思う。
そろりと撫で上げれば、マッドは嫌そうに顔を歪めた。ああ愛おしい。

楽しいが、どうせ悪戯をするなら起きた後の方が良いだろう。未練がましく一撫でし、そのまま手早く足も縛る。局部がよく見える様にと縛れば、少し滑稽で、けれど実にいかがわしい姿になった。

自分の口角が上がるのを感じる。
いっそ、笑いだしたい様な気にすらなってくる。



気絶しているのだから当然の事だが、ここまでのマッドは無抵抗だ。反撃もせずされるがままである彼の頬を撫でれば、うぅ…と小さく唸った。可愛らしい。


起こすのは勿体ない。しかし、意識のない彼では物足りないのもまた事実。

意を決して、撫でていた頬をそっと叩く。初めは弱めに、次第に強く。そろそろ、瞼が開きそうだ。


目覚めて状況を理解したマッドが、顔を真っ青にしながら何と怒鳴り付けてくるのか。それが、今から楽しみで仕方ない。








起き抜けの第一声が、…なんっっじゃこりゃあぁぁぁッ!!とかでも、このサンダウンは楽しい。






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