「ねえ、なまえ。愛ってなに?」

藍が私に聞いてくる。
博士のメンテナンスを2人で受けているときのこと

「・・・・・・知らない」

嘘。本当は知ってるよ

藍は私のお兄ちゃんで、まあ当たり前に血は繋がっていないけれど私たちは兄妹だ
私の方が新しいから藍にはない部分もあったりする。それが愛。
私は藍の妹として作られた。兄である藍を兄として愛するように。藍に無いものを補うように

私が知らないと答えたら残念そうな顔をした。今さら愛について聞いてくるなんて、気になる人でもいるのかな?じゃなきゃそんなこと聞かないよね

私は藍に自分で気づいてほしいと思ってる。あの2人の後輩のおかげで心を見出だせたときみたいに
私はこんなにも藍を愛しているんだよ、いつも近くにいるんだよ、って
その方が愛を知ったとき、私の存在が最初に浮かぶんじゃないかな
ああ、なまえはこんなにも愛してくれていたんだ、ってね
そうしたらきっと私もわかると思うの
これが『絆』なんだって

だからはやく気づいて








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ちょっとよくわからない内容になってしまいましたな
まあ妹ちゃんは「絆?なにそれおいしいの?」ってな感じですよね



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