家に帰ってお兄ちゃんにお布団敷いてもらって其処に横になったらまた眠くなってきちゃって、お兄ちゃんは「ゼリーとか買ってきてやる」とか言って家を出て行っちゃって、着替えもしないままあたしはまた寝てしまった。
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「おーい、」
放課後、心配だったから総悟と一緒に銀時と名前の家に来たのに反応はなし。まさか出かけてるって訳でもないだろうとドアを開けてみたら開いた。若干日本語がおかしいが驚いた。どんだけ無用心なんだこの家は。
「ぐっすり寝てんじゃねぇか」
「まぁ安心した」
変に気を使う間柄でもないので家に入り座らせてもらう。部屋が一つしかないこの家は本当に狭い。よくここで二人で生活してこれたよな、と思うくらい。
「旦那が手ェ出してない事の方が驚きでさ」
「…さすがに妹には手ェださねえだろ」
間が開いたのは不可抗力だ。仕方ない。銀時の性格から言ってみれば総悟の言う事が正しいのだ。もしかしたら「まちがい」なんかが起きてるかもしれないのだ。
そんなこと考えてたらなんだか恥ずかしくなってきた。
ムッツリスケベ
100222