※なんだかアレです。


俺は、おっぱいが好きだ。どうしてって、人類っていうのは自分が持ってなくて他人が持ってるものに憧れるものなんだよ。俺は別に欲しくないけどね。
おっぱいが好きだからと言って、巨乳派という訳では断じてない。大きすぎず、小さすぎず、ハリがあって、柔らかく、主張しすぎない慎ましさを持ちながらも、時として大胆に谷間を見せてくれるようなおっぱいが好きなのだ。おっぱいと言って巨乳しか考えないのは中学生だけだ。大きすぎるおっぱいは時としてセクシーにも下品にも見えるものである。


私は、筋肉が好きだ。どうしてって、人間というのは自分に持つ事のできない物に憧れるようにできてるから。あ、別に私は欲しくないけどね。
特筆しておきたいのは、いくら私が筋肉が好きといえども、ガチムチが好きとかマッチョじゃなきゃ嫌とか、そういうのじゃないと言うことだ。つきすぎておらず、少なすぎでもなく、ふとした瞬間に存在を感じる程度でいいのだ。繊細かつ大胆で、堅すぎずハリがあり、つややかならそれで満足なのだ。筋肉と言ってマッチョしか想像できないのは、真のエロシズムを理解できていないのと一緒だ。豊かすぎる筋肉は時として、洗練された美しさにも、ガチムチホモにも見えるものなのである。


そして、出会った。

最高のおっぱいと。最高の筋肉と。




「なあ、今更だけどさァ」
「うん」
「俺、お前に初めて会った時、本気で運命感じたんだよね。」
「へぇー。実は私も。こんな人には二度と出会えない!!って見た瞬間に感じたよ。」
「マジか(そんな風に考えてくれてたのか…。おっぱいに一目惚れしたなんてとても言えねえ)」
「(筋肉に一目惚れって意味だけど…)うん」
「俺たち幸せだな」
「そうだね」
最後の哺乳類


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