「銀時、前にも言ったが、そろそろ私は行かなくてはならん」
「は?」
「ここでの生活は楽しいものばかりだった。礼を言う」
「何言ってんの…お前」
「特に銀時…銀時には沢山世話になった。有難う。ずっと銀時が一番大好きだ!」
「名前…」
「さらばだ銀時!アデュー!」
「んだとコラァ!名前っおま、最後の最後でふざけんじゃねえ!」

だとコラと言われても

こうでもしなきゃ泣きそうだ。





「なんてさせるかってんだ」
「は?」
「どうせお前明後日当たりに腹が減ったとか言って帰ってくるつもりだろ」
「え…っそれは…まあ、その通りだが」
「じゃあいかなくったっていい」
「しかし「いいだろ?」…うー、うん」



「…こんな感じで良い訳か」
「そうだ!これこそ私が望む最高のエンドだ!」
「はあ〜、お前の芝居に付き合わされる俺の気にもなってみろよ」
「案ぜずともずっとここを離れるつもりはないからな!寂しがらなくてもよい!」
「…そうかよ」


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