「名前!聞いて欲しいことがあるんだ!」
「桂か、そうだな貸しもあることだし、なんでも言うがよい!」
「嫁に来い!」

間らしくないとか

「銀時!娘さんを僕に下さああい!」
「ッダメー!」

銀時は今までに無い程の大声を発しながら、両手でバツを作って桂に見せた。

「何故だ銀時!こんなに愛し合っているのに…」
「はっ!?愛し合ってる!?そうなのか!?」
「まさかこんなことになるなんて…」
「…大体どうしてヅラは名前を嫁にしてーんだよ」
「うむ、そうだな…可愛いからだ!」
「「は?」」
「なんかこう…エリザベスにも負けず劣らず愛くるしいではないか!傍に置いておきたいのだとにかく!愛玩動物のような…」
「お前…言ってることむちゃくちゃだな」
「桂…私は愛玩動物ではない」
「あー嫌われたー!ヅラ名前に嫌われてやんのー!」

人間界は、大人げない奴ばかりだ


|