「それではーっ!名前ちゃん完治祝いアーンドアルバイト無事遂行記念パーティをーっ!」
「はじめまーす」
「自分で言うなよ」
怠惰な雰囲気が流れる昼間の喫茶店で、私たちだけ浮かれた雰囲気を流している。
「言いづらいけど、浮かれてんのお前だけだからね」
「照れんなって」
「いや照れてねぇから!」
「今まで胃に優しいものしか食べなかったから刺激物たくさん食べたい。」
「まあ仕方ねぇしな、付き合ってやるよ」
とかなんとか言いながら、銀時君はパフェ、高杉君はハンバーグ、私は激辛ビビンバをそれぞれむさぼる。
「あとね…とうひとつ」
「え?なんかあった?祝うこと」
「えへへ」
「もったいぶらねぇてさっさと言えよ」
「あのね、実は
この間処女を卒業したの」
「「は?」」