「え…?」
「だっだから、まさむねくんとは、付き合わないよ」
安心すればいいのか、まさかそんな。好きなやつがいたなんて。
いやでも、竜の旦那に負けるならまだしも、そこら変のなんでもない奴なんかに負ける気はない。
「だからね、さすけくん」
「ん?」
可愛く頬をピンクに染めるこの子の頭を撫でればいいのか、いやでも、好きなやつがいるんだったらそんなことしちゃいけないんじゃないだろうか。
ぐるぐる、俺様の頭はまわる
「これから、よろしくおねがいします」
え?
「あのね、さすけ君が、好きだよ」
「よろしくね」