お友だち(偽) | ナノ

佐々木はがまんしない


 
えっちしています注意です。
未成年と卑猥なことば苦手な方はお戻りを。





 シノちゃんのあれはわざとだろうか。
 と、ソファに座っている俺の目の前で台に乗り、さらに背伸びしている姿を見つめながら思う。
 部屋着は白のワンピースに黒のカーディガン、靴下にふわふわスリッパ。
 問題はそのワンピースの丈。
 膝上何センチかはよくわからないが、とにかく短い。通常時で短い。それが今台に乗り、背伸びまでしているから中が見えそうだ。ふわふわの白い内ももなど見たい放題である。
 出来心というかすけべ心で、ソファの前に敷いたラグへ横になる。
 あ、見えた。
 今日は白に小花柄の下着。丸いおしりが実に魅力的だ。


「無理かー」


 下にいるすけべおやじに気づかず、諦めた様子で台から下りる。もっと警戒心持ちなさい。


「さっきから何してんのシノちゃん」
「あの、一番上の本が欲しいの」


 天井付近まである本棚の一番上には古びた本がある。一体なんだかわからないくらいに古い本。たしか有澤にもらったような。


「有澤のおじちゃんが、おもしろいって言ってたから読んでみたかったんだけど」
「言えばいいのに。取ってあげるよ?」


 立ち上がってシノちゃんの手から台を取り、その上に乗って手を伸ばす。


「どれ?」
「えっと、それ」


 細い指先が示した本の背表紙を撫で、確認した後引き出した。


「はい、どうぞ」
「ありがとう。おじちゃん、届くんだね!」
「そりゃね、自分ちに手の届かない棚は置かないでしょ」


 ふわふわの髪を撫で撫でソファに座り直す。すると隣に座ってくっついて本を読み始めた。腕に寄りかかる体温が温かい。
 むずむずといてもたってもいられなくて太腿を撫で回す。柔らかくてふにふにしたむちもも。身体からはいいにおい。


「……おじちゃん、手つきがえっち」
「あ、ばれた?」


 本から顔を上げたシノちゃんにキスをしながら、ソファの上へと押し倒す。手はすっかりスカートの中へ侵入し、まだ柔らかなそこを小花柄の上から撫でる。と、身体が震えた。唾液をまとった小さな舌も、いっしょに。


「ん……えっち、するの」
「いや?」
「ううん」


 とろんとした目。ワンピースはとても便利な仕組みで、前のボタンをすべて外せば身体が晒される。首や肩や、くちづけながら外して開いた。ぺったんこの胸を覆う、パンツと同じ柄のブラ。背中に回した手でホックを外してたくしあげるとピンクの乳首が恥ずかしそうに目の前へ。ぷるんとしたそこを舐め、吸う。


「あっ」


 歯で強めに噛んでも甘ったるい声を漏らすだけ。すっかり快感を教えこまれ、指で押して弾いて、そのたびにあんあん鳴く。可愛らしい鳴き声。


「シノちゃんのめすおっぱいはかわいいね。つんつんして、かたくて、気持ちいい」
「や、ふうってしないで」


 息を吹きかけただけでも反応する。頬は赤く染まり、目はうるうる。下はすでに濡れていて、太腿をさらりと撫でてから隙間へ指を差し入れた。


「クリちゃん、かちかちになってる……えっち」
「やだぁ……」
「濡れ濡れで糸引いてるよ」


 体液をまとった指先を目の前で摺り合わせ、その間で糸が伝う様子を見せる。シノちゃんはぽろりとなみだをこぼして、けれど確かに興奮を高めていた。指を持っていくと、潤んだ唇をかすかに開いて迎え入れ、自分のものがついたそれをちゅっちゅと吸った。舌が卑猥に絡む。まだ口淫を教えたことはないけれど、彷彿とさせるような舐め方。
 勉強熱心なこだから覚えたのかもしれない。その辺りにあるバイブかディルドを相手に。生身相手だったらどうしようか。相手のそれを切っちゃうかも。自分が知らないところで、は、許せない。身勝手だが。


「どうする? クリちゃんだけでいきたい? どっちがいい?」


 胸をいじりながら囁きかける。もじもじ動く下半身、もう答えはわかっているのに、わざと尋ねた。シノちゃんは上目遣いに上に乗っている俺を見る。ふにふにの腕を首へ絡ませてきて、引き寄せた。


「……おじちゃん、に」
「うん」
「……シノの、えっちなおまんこ、いっぱいいじめてほしいの……」
「そっか。じゃあそうしてあげるね」


 ちゅっと、行為に相応しくないようなかわいいキスをして身体を抱き上げた。お姫さまをお風呂場へご案内。


 浴室内には湯気の代わりにシノちゃんのえっちな声が充満していた。
 お湯を張らない浴槽の横、洗い場で、対面座位にて行為に励む。タイルにだらしなく垂れたローション、それを大量にぶちこまれたシノちゃんのおまんこはぬるぬるでキツくて、よく締め上げてくる。


「奥がちゅっちゅしてくれて気持ちいいよ、シノちゃん」
「んっ、ん、やぁ、こんこんだめぇ、っ」
「好きでしょ? 嫌ならやめちゃうよ」
「やだ、やめちゃだめ、」
「どっち?」
「おじちゃんのおちんちんきもちいいの、おく、しののおく、ちゅうしちゃう」
「どこがちゅうしちゃうのか言って」
「ん、おくの、おくち、っ、」
「シノちゃんは食いしん坊だねぇ。こんなところにもお口があるんだ」
「ん、あるぅ、おじちゃんのおちんちんもぐもぐして、あかちゃんのたね、ごくごくする、おくち」
「そっか。じゃあ今日もたくさん食べて飲んでね」


 シノちゃんの、力が入らない身体を壁にもたれさせて無理矢理立たせ、片足を持ち上げて突き上げる。涙をぽろぽろこぼしながらもとても淫らな顔をするシノちゃんがとってもかわいい。
 また体位を変え、後ろを向かせて壁と俺の身体で挟むみたいにしながら立ちバック。むちむちぷりぷりのお尻がいい音をたて、それが反響して、シノちゃんはいやいや言う。けれどスピードを落とすと溶けた目で振り返り、下半身を揺らしてもっともっととおねだり。わがまま。

 身長差が大きいせいか、一突き一突きシノちゃんの身体が大きく跳ねる。胸が壁に押し付けられるのが気持ちいいみたいでしきりに擦りつけていた。そんなに敏感で大丈夫かな。服やブラにおっぱいこすりつけただけで気持ちよくなっちゃうんじゃないかな。
 誰かに見られて気づかれたりしないかな。


「シノちゃん、今度電車乗ってみる?」
「ん、でん、しゃ?」
「うん」


 ゆるゆるした腰の動きにして、奥に先端をこすりつけつつ耳を噛みながら声を吹き込む。


「シノちゃんがえっちな格好して乗ったら、きっとたくさんのおじさんにあっという間に人気になるよ。俺なんかよりもっと太いおちんちんもぐもぐできるかも」


 想像しての反射か、中がきゅうっと狭くなる。


「たくさんの人に見られて、触られて、今よりずうっといっちゃうかも」


 前へ手をやれば汁まみれで、けれどふんにゃりしたままのそこ。雌みたいに気持ちよくなっているシノちゃん。快感からかちょっとだけ皮が剥けている先を指で優しく触ると、びくびくと内腿が跳ねる。


「やってみたい?」
「……おじちゃんが、してくれる、のが、いい」
「そう?」
「おじちゃんにいじめられてるとこなら、みせてもいいよ……?」
「すけべ」
「あん、」


 また中を突き回す。ぬるぬる、きつきつ。ぷくりとした外見がとてもえっちなシノちゃんの穴。誰かにあげるのは惜しいような、でも見たいような。難しい。


「ぁっ、ぁ、きもちぃ、おじちゃん」
「気持ちいい?」
「んっ、ん、しの、いっちゃう、おまんこ、きゅうってするの」
「そう、だね。きつい」
「おじちゃんのおちんちん、きもちぃ、しの、ぁ、や、だめ、」


 こりこり、まだ初心な亀頭を弄る。たくさんの快感を得てシノちゃんはがくがく身体を震わせた。先から迸るのは、さらさらした水みたいな液体。ぷしゅ、と何回にも分けて弾いて、壁が濡れた。
 同時に中もびっくりするくらいきつくすぼまり、吸い上げるみたいに蠢いて、逆らわずに精液を出す。まさに飲むみたいに動くそこ。


「おっと」


 崩れ落ちそうになったシノちゃんを腕に抱きしめ、息遣いだけが響いていた。


「……つかれた……」
「よく眠れるね」


 身体を丁寧に洗って中出ししたものを掻き出して、床に敷いたバスタオルに寝かせる。億劫そうに身体を拭うシノちゃん。真っ赤な顔、はふはふと息をするたび上下する艶めかしい胸元。ぷく、と膨れた乳首はやっぱりいやらしい。内股のつるつる下半身へ続く未成熟な柔らかいラインや、はりのある足の感じがとても好き。
 ポップな色の施された小さな爪を備えるつま先を持ち上げ、口付けるとくすぐったそうに笑った。


「お姫さま、ベッドへ参りましょうか」
「うん」
「ちょっと待ってね」


 パジャマを着て、着せてあげて、抱っこして柔らかな布団へ。水を飲ませてから包まるとすぐに絡みついてきて、撫でていたらことんと眠る。
 すうすう幸せそうな寝息。
 抱きしめて、目を閉じた。



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