えっちのおじかんです
佐々木 一々(ささき かずいち)
シノ
※淫語注意です。かなり露骨な言葉を使っています。
*
見るだけならばすらりとした男の子も好きだが、恋愛対象としては肉づきの良い子に惹かれる。筋肉があるとかぽっちゃりだとか。
シノちゃんはその中でも理想的だ。痩せているとはお世辞にも言えない、普通体型肉盛りふにふにボディがたまらなく魅力的だし、可愛い。可愛いと言うと変わらず照れたり恥ずかしがるのもいい。
むちむちした色白の太腿に顔を埋める。シノちゃんの手がそっと髪を撫でた。心地良い。甘い匂いは身体を洗うやつかクリームか。
「おじちゃん、疲れた?」
「うん。少しねー」
「鬼島のおじちゃん、人遣い荒いね」
「少しね」
太腿の感触を顔面で堪能し、仰向けになった。
シノちゃんは下着の上に俺のワイシャツを着て、黒のハイソックスだけを身に着けている。お化粧を落としても可愛い。くりくりした目が俺を見下ろし、笑う。
丸い頬を指で突くとふわふわだ。
「シノちゃん、おっぱいに顔埋めさせて」
男の子であるシノちゃんに、もちろん胸はない。でも頬をピンクに染め、ワイシャツの前をはだけた。下の幾つかのボタンは外さないで肩からシャツを落とす。おへその辺りに布がたまった。
白のボリュームあるフリルたっぷりブラを外し、白い胸と薄ピンクの乳首を見せてくれる。平たいけれど柔らかな感触がお気に入り。横になったシノちゃんへ覆いかぶさり、胸元へ顔をすりつけた。ふわふわだ。
「ごめんね、すけべで」
「ううん。どんなおじちゃんも……好きだよ」
きゅんと、目の前で乳首が尖る。乳輪もふっくらしていて、初心なピンクとのギャップがいい。くりくり親指で押し潰す。
「ぁ、おじちゃん、だめ。くりくり、やだぁ」
「舌ならいい?」
指は止めず、もう片方に舌を這わせる。押し付けるようにねっとり舐めてから、乳首だけを舌先でちろちろ。にゃあにゃあと身悶えるシノちゃん。
腰が浮いたり落ちたりくねったり、かなり忙しくいやらしく動く。気持ちいいことだけを教えた身体は素直だ。
胸を両の手のひらで覆い、揉む。上から見下され、感じている顔を見られていることに気づいたシノちゃんは恥ずかしそうに両腕で顔を隠した。
「だめだよ、隠したら。可愛くてえっちな顔、たくさん見せて」
「や、やだぁ……」
「やなの? じゃあもうしない」
シノちゃんの上から降り、ベッドから床に立ち上がる。白いワイシャツを腰のあたりにまとわりつかせたまま濡れている胸を晒して膝を立て、太腿を擦り合わせて肌を上気させている姿は淫らで可愛い。
もじもじ腰と腿が動く。ワイシャツの裾が掛かって下がどうなっているか見えない。
シノちゃんは腕をどかし、涙目で恥ずかしそうに俺を見る。
「おじちゃん」
「なに? 俺に顔見せるの嫌なんでしょ?」
「……っ、ううん、いやじゃない……」
「ほんと? もう隠さない?」
「うん」
消え入りそうな声で返事をし、腕を完全に下ろした。
「シノちゃんがいい子なら、俺は意地悪しないよ」
太腿を割って身体を入り込ませ、顔の横へ腕をついて上からキス。柔らかな唇は簡単に開いて舌を誘い込む。たどたどしく小さな舌が迎え、拙い動きで応じようとする。
「ん、んん……ふ……」
鼻から息と甘えた声を漏らす。
唾液を流し込むとがんばって、こく、と飲み込んだ。
片手をするりと下ろし、ワイシャツの裾をめくって柔らかいフリルパンツの上から撫でる。そこには確かに硬くなった感触。
ちゅ、と濡れた唇を離しただけの近さで笑って囁く。
「クリトリスがこんなに硬くなってる。おっぱい弄られるのもキスされるのも大好きだもんね」
人差し指と親指で、年齢相応まだ発達途中の皮被りを擦る。目を閉じてまたにゃあにゃあ鳴きだした。
「気持ちいい?」
「うん、きもちぃ……ぁ、っ、ぁっ、きゅんきゅんしちゃぅ」
「何がいいの」
「っ、クリちゃん、こりこり、きもちぃ」
言わせてる最中に下着の足の方から中へ手を入れ、ぴんぴんに硬くなっている可愛らしいそれを出す。
身体を起こして最近剥けるようになったふわふわの皮をゆっくり引き下ろし、もう片方の手の平で赤い先端をぐりぐり。
「ぁ、だめ、剥き剥きしちゃやぁ、ぁっ、らめぇ、つよ、んっ、やだ、やぁ、出ちゃう」
ぷるぷる震えて泣きながら腰を浮かせて沈めて射精した。トロトロ出てきたそれは竿を伝い落ちる。
「シノちゃんはえっちな子だから、クリトリスだけでとろとろになっちゃうね。こんなにおつゆ垂らして俺の手汚して」
指の腹をこすり合わせると、ねと、と糸を引く。目の前でやってあげると脱力した身体を悶えさせて涙を溜めたままの目で俺を見た。
太腿がまたもじもじしている。
前でイったら後ろが疼くのだろう。そう仕込んだのも俺だ。シノちゃんの身体がすっかり快感に弱くなるように躾けた。
「おじちゃん……つぎ、して?」
「つぎ? 次って、何?」
頬へキスをする。シノちゃんは困ったような顔をして、シャツの裾を指に絡めてぐるぐる。白い可愛らしいパンツからはみ出したままのおちんちんがぴくん、と揺れる。
「もっと、したい」
「なにを?」
「……えっちなこと、したいの」
「えっちなこと、って?」
シノちゃんは身体を起こし、胡座をかいて座っている俺の股間へ白い手を伸ばした。シノちゃんのいやらしさにもちろん勃起している。硬さにびっくりしたのか一瞬手を引っ込め、それからそろそろ握りしめた。
「おじちゃんの」
「名前で呼んで?」
えっちなことよりずっと恥ずかしがる、名前呼び。ぼっと頬を染め上げて、言った。
「……かずいち、さん、の、おちんちん、欲しい……シノのきゅうきゅうの子どもおまんこに挿れて、赤ちゃんのたね、いっぱいちょうだい……?」
「どこで覚えてくるの、そんな言葉」
そこまでは教えていない。さすがに「おまんこにおちんちん挿れて」くらいだ。けれど耳まで赤くして言う姿に煽られた。
学習熱心なのはいいことだ。こういうのも嫌いじゃないし。
腰を抱いて膝立ちにさせ、ボタンを外してシャツを取り去った。えっちな言葉をたくさん言って立ち上がったそれを優しく保護しつつ、パンツも脱がす。
これで黒のハイソックスだけになった。白い肌の中で膝から下だけが布に包まれているのは、なんだかとても卑猥なような気がする。
「……シノちゃんのえっち穴、もうとろとろだね。自分でしたの?」
柔らかなおしりを揉みながら中指を挿入すると、そこはすでに熱く溶けていた。入り口を指でくすぐっただけでくちゅくちゅ音もする。
「ん、さっき、お風呂で……おじちゃんにいっぱいはめはめしてもらいたくて、したの」
「そっか。やらしいね」
指を何本か挿れて具合を確かめる。長風呂なのはいつものことなので気にしていなかったが、まさかこんなことをしていたとは。しかもかなりしっかり解れていて、これは道具を使ったのだろうと簡単にわかった。指だけではここまで拡がらない。
「なにでこんな風にできたの?」
お尻を弄られ、とろんとした目で俺の肩に手をかけ掴まるシノちゃんの顎にキスをしながら尋ねる。快感の虜になった可愛い子は素直だ。
「黒いの……おじちゃんが前に、お仕置きだよってシノを縛ってたくさんずぽずぽしたの」
「ああ、あれね」
確かに脱衣所の引き出しに入れっぱなしだった。カリ高のエグいくらい長いディルドだ。
シノちゃんがあんまりにもやだやだ言うから、縛ってひとりでさせたんだっけ。床に置いた鏡に貼り付けて挿れさせ、目を逸らすなと言いつけて腰を振らせてイくまでただ見ていた。
「ほんとにえっちになったね、シノちゃん。可愛いよ」
滑らかなお腹にキスをし、立ち上がった先にも。取り出した俺のを見てシノちゃんが震えた。
「どうやってやる?」
聞くと、少し考えてから俺の太腿を跨いだ。どうやら対面座位希望らしい。抱きしめられて甘えたいのだろう。
ここまで頑張ってくれたので、希望を聞くことにした。びきびきに硬くなったのをシノちゃんの熱い穴へ当て、ぬぷぬぷ、まずは亀頭を出し入れする。
「ん、ぁぁ、きもちぃ、これ、すき」
入り口が狭くて感じるシノちゃんは背中を震わせてあんあんよがる。顔に押し付けられるおっぱいが気持ちいい。舌を伸ばして乳首に絡め、吸うとますます声がとろけた。
出し入れしながら少しずつ中へ侵入する。おしりが強張ったり柔らかくなったり、反応が激しい。
中へ収めきると、ひくひくしながら抱き着いてきた。首に回されたぷにぷにの腕、触れる蜂蜜色の髪がさらさら気持ちいい。
「おまんこきゅうきゅうしちゃう。おじちゃんのおちんちん、いい……っ」
「ぬるぬるで熱くって、俺もとっても気持ちいいよ。シノちゃんががんばったから」
キスをすると嬉しそうに笑う。
奥を突いて手前を突いてゆらゆら腰を揺らめかせる。シノちゃんは涎を垂らしながら、ときおり声にならない声を出して軽く達していた。そのたびに締まって絞り取られそうになる。
何度となくやり過ごし、一度動きを止めた。
「んっ、んん……おじちゃん、シノ、変だよ……白いのでてないのにきもちぃよぉ」
「シノちゃんが可愛いから、身体が女の子みたいに気持ちよくなっちゃってるんだよ」
「おとこのこ、なのに?」
「普通の男の子はおまんこなんて言わないし赤ちゃん種もおちんちんも欲しがらないよ」
「や……おじちゃんのせいだもん」
「うん、そうだね。俺が全部教えたんだもんね? でもあんなえっちなおねだりの仕方は教えてないよ」
押し倒して正常位。足を広げさせて黒いふくらはぎを肩に担ぐ。腰を回し、えぐるように奥を擦るとざらざらした部分があり、それが先を刺激する。締めつけられるとますます擦れて気持ちいい。
「ぁ、おじちゃん、そこ、ゃら、らめぇ、ゃっ、またきちゃう、きちゃう……っ!」
顎を逸らして感極まる。黒い爪先へキスをして、ふくらはぎへ頬を寄せた。
「シノちゃん、そろそろ出すね?」
まん丸ふっくらしたシノちゃんのお尻が破裂するのではないかというほど力を入れてぶつける。奥の奥に嵌めて射精したいというのは多分雄の本能なのだろう。若くて小さな穴を太い男の部分が出入りする。揺さぶられているのは女の子みたいな可愛い男の子。ぷるぷる揺れる象徴がある。
更にシノちゃんの下半身を持ち上げ、覆いかぶさるようにして上からひたすら腰を動かした。奥に行って気持ちがいい。
腕を掴む手。白くてあまり大きくなくて力もそんなに。でも必死でしがみついてきてたまらなく可愛い。
シノちゃんのなにもかもが俺を刺激する。
「ぁっ、ん、ぉじちゃ、らして! 赤ちゃん種ほしいの、シノの奥いっぱぃ、ぁんっ、きもちぃ、ぁっ、おじちゃ、っ!」
ぎゅぅ、と、これまで以上に肉が締まる。襞が絡みつき、それこそ本当に子種を搾り取るように蠢いて射精を促す。溜め込んでいた種を、逆らわずに放出した。あまり深くで出すとうまく掻き出せず、シノちゃんが腹痛で苦しむとわかっているのに。
持ち上げていた下半身をベッドに下ろし、芯を失ったがまだ若干硬いそれで数回中をすりすりしてから引き抜く。とろ、とまとわりついたいやらしい液体。腸液か俺の先走りかなにかだ。
「お疲れさま、シノちゃん」
優しいキスをたくさんする。汗ばんだ前髪をはらい、額にしたり頬にしたり。うっとりしながら息を切らしている顔がいやらしくて可愛くて、好きだ。
触ってないのに白い液体を零していたシノちゃんのおちんちんを手に取り、口に入れてきれいにする。はぅん、と子犬みたいな声を漏らしながら、残りの精液を舌の上にこぼした。
もっちりした太腿にもキスをして、力の入らない身体をなんとか抱き起こす。胸を密着させるように抱きしめ、背中を撫でた。
「……ぁ、とろとろ、きてる」
お尻が揺れた。シーツとの間に指を差し入れ、穴へ挿入。精液が絡みつく。年甲斐もなく大量に出してしまったそれをひと通り掻きだした。
少し休み、お風呂へ。一緒に浸かりながらシノちゃんはうとうと「おじちゃん」と呼ぶ。
「おじちゃんはどうしてシノにさせてくれないの」
「なにを?」
「シノも、おじちゃんのおちんちんぺろぺろしたい」
「……シノちゃんのお口、小さそうだからねえ」
もぐもぐハムスターになるさまをしょっちゅう見ている。あまり容量のない口に俺のを入れるにはまだ早い気がした。
というのは建前で、ぼんやりしてるシノちゃんは喉を突かれた衝撃で思わず噛み付いてきたりしそうで怖いのだ。
さすがの俺も、噛まれたらひとたまりもない。
「先にあの黒いのとかで練習してからね」
「んー……はぁい」
「おちんちんねぇ、そんなにおいしくないよ?」
「おじちゃん、いっつもシノのぺろぺろしてくれるのに?」
「シノちゃんのは、若いからあんまりまずくないんだよ。俺はほら、おじちゃんだから。シノちゃんには美味しいものだけあげたいんだ」
ふぅん。と生返事。まあきっと明日には忘れているだろう。
労りも込めて俺を魅了してやまない身体を湯の中で撫でる。もっちりボディに似合う下着をまた買ってあげよう。それから服も。
「シノちゃん、今度はどんな下着買うか決めてる?」
「この前見たの、可愛かったから欲しいなー。赤と白のリボンとふわふわ!」
「また見に行こうね。服も。新しい冬服買ってあげる約束したし」
顔を上げさせキスをする。
かわいい恋人とデートしたりえっちしたり、なかなか充実した休日だ。
今日は携帯電話も鳴らず、シノちゃんとたっぷりいちゃつけた。
こういう日が、もう少したくさんあるといいのだが。
口に出さずにこっそり苦笑いする。
それは鬼島先輩のみぞ知るところ。
「先に上がるよ。シノちゃん、あの黒いのでえっちないたずらしないで早くおいでね」
「もうしないもん!」
ぷくぷくするシノちゃんの頭を撫で、先に上がった。可愛い恋人のためにベッドを居心地よく整えなければならないからだ。
身体を拭いて引き出しを開ける。間違えて一段上を開けてしまった。そこはシノちゃんので、可愛らしい下着が詰まっている。
あ、やばい。
少し元気になりそうな下半身をなだめ、引き出しを閉じて自分の下着を取り出した。
……いろんな下着つけさせて写真でも撮ろうかな……。
欲深い自分に溜息、しかしそんな自分が嫌いじゃない。ごめんねシノちゃん。付き合って。
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有言実行
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