お友だち(偽) | ナノ

幸福なる休日*




後半はえっちです注意。







 どちらも休みの日、決まって蓬莱はオレの身体をきれいにする。


 全裸で目を覚ますとすぐに身体が掬い上げられた。風呂場へ連れていかれる。同じく素っ裸の蓬莱は、すでに湯で満たされた浴槽の縁へオレを座らせ、足元からシャワーをかけ始める。


「昨日の夜も風呂入ったからきれいだぞ」
「談くんはいつでもきれいだよ。でも、俺がもっときれいにする」


 タイルに腰を下ろしている蓬莱。膝の上へオレの足を乗せて柔らかなタオルで丁寧に撫でる。指の間に至るまで。それから爪切りを持ち、ぱちぱち、切り始めた。


「伸びてた?」
「ちょっとだけ。談くん巻き爪気味だよね。タイトな靴穿きすぎなんじゃないかなぁ」
「好きなんだよ」
「知ってる」


 だからとめたりしないでしょ、と笑う。
 手入れされたほうの足は下され、もう片方の足が膝へ。同じように丁寧に丁寧に。片足が暇なので、持ち上げて蓬莱の、胡坐をかいていて無防備な足の間へ滑らせる。


「ちょ、談くん! 危ないから!」
「いいじゃねぇか」
「今の声どっかのすけべおやじみたいだったよ」
「ぐへへ」
「ひえええ」


 危ない! と何度も繰り返すので、ちょっと硬くなったあたりでやめてやった。泣きそうな顔で、真っ赤になっている蓬莱。それでも爪切りはやめない。
 足元が終わるとふくらはぎへ。


「談くんの足って、つるつるだね」
「脱毛したからな」
「なんで?」
「なんか毛が生えてるの、やだった」
「ふぅん」


 タオルでゆっくり擦る。撫でる、に近い動き。縁に掴まると足があげられ、膝の裏までしっかりと洗われる。ついでのように膝頭へキス。


「足好きだな、お前」
「談くんの足、美しいもん。ほどよい肉付きで、きれいな曲線で」
「足フェチなの?」
「誰の足にも目が行く、ってわけじゃないからたぶん違うと思うんだけど……談くんの足が特別なんだよね」
「へぇ」


 こういうとことか、すき
 そう言ってふくらはぎを撫でる。背に見合った大きな手で、柔らかく。蓬莱の手はいつも優しい。一際気を遣って触れてくれているらしいから心地いい。そんなに優しくしなくてもオレは壊れたりしないのに。きっと、思っているよりずっと頑丈。
 蓬莱の肩へ手を置く。
 がっちりとしていて、鎖骨から肩まで続く線がくっきり、影を作るほどに濃い。きれいだと言うならお前の肌もきれいだ、と思ったけれど、口にはしなかった。
 伏し目になると睫毛の長さと濃さがよくわかる。少々下がり気味の眦、精悍にも、優しげにも見える不思議な顔立ち。しかし間違いなく美男子。顔だけで食ってるわけじゃないことはわかっているが、顔だけでも十分食っていけそうだ。


「蓬莱が売ってたら買ってやったけどなあ」
「えっ、何の話」
「別に」
「わざわざ買ってくれなくても、俺はいつでも談くんのものですけどね」
「知ってる」


 嬉しそうに笑う。素直な男。
 太腿に差し掛かると若干はぁはぁしていた。談くんのむちももたまらない、と呟く。舐めても吸ってもいいんだぞ、と言ったのに、まだいい、と。後で舐めたり吸ったりするつもりはあるらしい。
 むちむちと言われるほどの肉はない。ほかに肉がなさ過ぎてそう見えるのか。
 自分の身体を見下ろす。それから蓬莱の身体を見る。筋肉で覆われた厚みあるそれ。抱きしめられるととても気持ちいい。いかにも肉に触れているという感じで、安心する。

 足が終わると、腰にいった。


「あれ、足の間はやらねぇの」
「やりません」
「いつだって開いてやるけど、お前になら」
「大丈夫です!」


 開きかけた膝を無理やり閉じる蓬莱の手。しばらく攻防戦が繰り広げられ、オレが折れて足は無事閉じられた。


「談くん、前から聞こうと思ってたんだけど」
「ん?」


 場所が、風呂の縁からタイルの上へ置いてある小さな風呂用の椅子へ移った。後ろに座っている蓬莱が背中を擦る。


「これ、何?」


 指が、右の腰骨の上を撫でる。そこには小さなタトゥーがある。バーコードを模したもので、数字と縦線。


「レジにあるやつで、ぴってやったらなんか出る?」
「どうだろうな。出るかも」
「談くんが誰のことを一番考えてるか、とかわかるのかな」
「そりゃ見るまでもなくお前のことだろ」


 蓬莱が黙る。顔を見なくてもわかるが、きっと真っ赤。


「すぐ真っ赤になるよな」
「だって、談くんが」
「オレが?」
「……談くんが、真っ赤にさせるようなことばっかり言うし、するから」
「オレのせいか」
「うう、談くんを好きすぎるせい、です」
「素直で結構」
「談くんの小悪魔」
「なんでだよ」


 指が、タトゥーを辿ってその下の傷跡に触れた。普通の皮膚を触られるよりも感覚が遠い。そこについての話は何もなく、ただ、タオルがゆっくりと擦っただけだった。
 腹を洗い、胸のあたりをそろそろと洗い、首、耳の後ろ。シャワーで身体を流して浴槽へ入る。頭だけ出すと髪を洗ってくれて、それが終わると今度は顔。目を閉じて、泡だらけの手がマッサージでもするように顔を洗う。頬を、円でも描くようにくるくる。


「談くん、身体に毛穴って存在してる?」
「してるに決まってんだろ」
「わからない……玉のような肌……」
「お前もきれいだろ」
「うーん、談くんほどじゃない」


 すべてを洗うと、自分の全身をざっと。立っている姿が魅力的で、尻に触ると「もう!」と怒る。


「怒った顔もかわいいな」
「……言いなれてる」
「気のせいだろ」


 浴槽は狭くてふたりは浸かれない。だから蓬莱は出て行って、オレはのんびりお風呂タイム。いかにも休みらしいのんびりした時間だ。浴室の外を蓬莱が時折、行き来するのがすりガラス越しにわかる。


「服と下着置いておくね」
「下着はいらないー」
「だーめ」


 いつも、休みごとに繰り返す会話。どうして蓬莱はそんなにオレに下着を穿かせたがるのかよくわからないけれど上がって、用意されていた服を着る。洗ってあるけれど下着も何も新品だった。これも、休日恒例のこと。黒いタンクトップに薄手の白いセーター、グレーのパンツ。着替えるとすぐに蓬莱がやってきて、立ったまま髪を任せる。洗面台のガラスに映る顔は真剣で、櫛とドライヤーを使って乾かしていく。襟足の長い部分を毛先まで丁寧に。それから顔にクリームやらを塗られる。どれも丁寧。くすぐったいくらいだ。


「蓬莱、飯は? なんかうまい朝飯食いたい」
「じゃあお外いこ」


 玄関で靴も履かせてもらい、そのまま外に出る。車も蓬莱ので、運転も蓬莱。座席にはもうオレの携帯電話が置かれていた。助手席に身を埋め、すべてを任せる。
 信号待ちで停まったとき、隣に停車した車の運転手と目が合った。微笑むと、さっと目を逸らされる。すると運転席で蓬莱が笑った。


「何笑ってんだ」
「ん? 見とれてたなぁ、と思って。俺が丁寧に磨いた談くんはたぶん、より一層かわいいからね」
「輝くような男前さだろ」
「うん」
「キスでもするか」
「えっ」
「嘘だよ。安全運転でな。あと信号青だから」


 中途半端な時間で道は空いていた。そのまま走って、隠れ家のようなレストランで朝食。人でにぎわっていて、理由を尋ねるとウエイターは「最近雑誌で取り上げられて」と言う。蓬莱は筒井に連れられて何度も来ているらしい。芸能人客も多いとか。この騒ぎでは足が遠のきそうだ、と呟けば蓬莱が静かに笑う。
 丸いテーブルで、向かい合う形で置かれていた椅子を近づけてわざわざ隣へ。蓬莱は特に何も言わなかった。太腿に手を乗せると「談くん!?」と焦ったような声を出し、それに満足して引き下がる。
 蓬莱と一緒にいられるとしょっちゅう見られる。このレストランでもそれは同じ。見るだけならまだしも酷い人間は遠くから勝手に写真を撮ったり、動画を撮ったり。蓬莱に尋ねると「まあ仕方ないかなって、俺は思ってるけど」と苦笑い。「珍獣に会ったような気持ちなんじゃないかな」と。


「大人だな」
「慣れただけ」


 朝からハムに卵、野菜サラダを山のように食べてチーズをのせたバゲット、スープ。大きな身体を動かすにはそれなりのエネルギーが必要なのかもしれない。ナツさんは、蓬莱の倍くらい食うけど。
 蓬莱が食っている様子を見ると、どうしてだかこう、むらっとくる。口を開けてパンを食べて咀嚼して。その姿が非常にセクシーだ。オレにとっては。


「蓬莱」
「ん?」
「食ったらさっさと出よう」
「なんで?」
「セックスしてぇ」


 吹き出す寸前だった。どうにかこらえたのは俳優の意地か。


「急にどうしたの」
「お前がちらちら見られてるのもなんか腹たつし、食ってる姿がすげーえろく見えた」


 野菜のスムージーを飲んで、視線を感じて隣を見る。蓬莱が、珍しく真顔。


「嫉妬?」
「だろ」
「ふーん、そうなんだ。ふーん」


 にこにこする蓬莱。


「恋人がじろじろ見られて写真撮られてたら嫉妬もするだろ」
「談くんかーわーいーい」
「早く食えよ。ここで襲うぞ」
「それはいや」


 先ほどより素早く、けれどお上品に平らげた蓬莱。席を立ったオレは鍵を借りて先に車へ戻る。まもなく蓬莱もやってきて、運転席にいるオレを見て驚いたような顔をした。


「談くんが運転するの?」
「ホテル行くぞ」
「えっ」
「家まで待てねぇっつってんの。いいだろ?」


 蓬莱は真っ赤になって、黙ってシートベルトを締める。


「談くん、今日はいつもよりしたがり、なんだね」
「まあな。あ、今日はお前が全部やってくれる日だから、そっちでも期待してるぞ」
「ええ……う、がんばる……」
「普段通りで別にいいけどな。気持ちいいし」
「談くん……」
「なんだよ」
「えっち……」
「誰がそうさせるんだか」


 シンプルな内装の美しいホテルの一室。会員制高級ホテルとは名ばかり、後ろ暗いことに使うための場所。完全防音、監視カメラもない。窓はあるけれどマジックミラー仕様、外から見ることは不可能だ。
 バスルームはガラス張り。けれどそんなものを使うことなく、ベッドへ蓬莱を押し倒す。


「談くん、これ、逆じゃない!?」
「まあまあ。あっ、すみません息子さんお借りしまーす」
「そんな、消しゴムお借りしますみたいなノリで人の大事な部分取り出さないでください!」
「可愛がってやるから」


 まだ柔らかな、けれど存在感質量共にある息子さんを撫で、口に入れる。元々口でやるのはそこまで好きではなかった。でも蓬莱のはなんか飴みたいな感覚で銜えられる。
 舌を動かせば腰が跳ねた。


「談くん、今日は俺がやる、のに」
「いーからいーから」
「ん、だんくん、てば」


 硬さを増して、立ち上がる。
 吸い上げて口から開放すると勢い良くたちあがった。


「えろい形」
「うう……」


 唾液でてらてら光る。筋が浮かび、可愛らしさは皆無。服を脱いで、跨がる。


「蓬莱がくれたパンツ、履きやすいな。薄くて軽い」
「薄くて軽いからリアルだぁ……」


 たちあがったそれに尻を押し付け、ゆっくり前後に動かす。薄いから硬さも熱さもよくわかった。きっと蓬莱にも感触が伝わっているだろう。


「そろそろお前の番、な」


 ベッドに寝転がる。
 服を着ていた蓬莱はそれらを脱いで戻ってきた。ぎゅ、と抱きしめられて背中を撫でる。温かく、心地良い。
 触れ合って心地良い、という感覚は、以前はなかった。体温を感じることも。


「談くんの身体は抱っこしやすい気がする」
「そうか」
「うん。ぴったりする」


 しばらくそうしていて、やがて唇が首元に触れた。手は髪を撫でる。







 寝そべった談くんの身体のあちこちへ口付ける。


「はっ」
「なんだよ」
「だ、だんくんいつの間に」
「何を」
「ち、乳首のぴあす」
「あ? お前が好きだからつけてきてやったんだろ」
「別にすきじゃな」
「あ?」
「だいすきです」


 談くんの乳首はベビーピンクで、乳輪からちょっとぷっくりしていてなんだかやらしい形をしている。その中心の僅かに膨らんだ乳頭につけられた銀色のバーベルピアス。ピンクのところに二つの小さなボールがあって、その様子がとても卑猥に見える。
 ちゅ、と吸いつく。ボールの感触を舌で転がすと、談くんが小さく声を漏らした。歯を立てれば背中が浮いた。
 ちゅ、ちゅぷ
 えっちな音をたてて舐め吸い。子どもみたいだな、と、行為と離れたことを思う。

 口を離して身体を徐々に足の方へやりながら臍、無毛の下腹部へ。
 他の肌と同じくらい白くてつるつる。毛の気配は皆無。こちらも脱毛みたいだ。
 若干兆し始めたそれは、多分大きい方。でもきれいで、胸と同じで色が薄い。黄色人種とは思えないくらいの肌色。未使用じゃないだろうに未使用みたいだ。
 手でそっと掴む。
 きゅ、と、おしりが震えた。


「なぁ」
「ん?」
「そっちよりもっと下の方、してほしいんだけど」


 足が首や肩の辺りへ絡みつく。
 大好きな足がとても魅力的に誘うので、頷いて膝裏を手で押す。その手を太腿へ滑らせ、足の間。いつもは誰にも――談くんにだって見えない場所。


「ひくひくしてる……」
「期待してんだよ。でかいの、押し込んで欲しくて」
「すけべ」
「お前もな」


 舌を這わせ、ぷく、ぷく、と敏感に震える小さなそこを開く。やがて舌を吸うみたいに蠢き始めて、それに興奮した。
 談くんとのセックス、前は悲しかったけど今は触れることに幸せを感じる。談くんはどこが好きで、何があんまり好きじゃなくて、というのも少しわかるようになってきた気がする。

 息を弾ませる談くん。
 顔を見たいけれど、たぶん見ただけで暴発するに違いない。そんなことを思っていたら、談くんが身体を起こした。頬に赤みがさして、目がとろんとしていて、えっちでかわいい。あ、下っ腹痛い。

 ベッドのヘッドボードのところに、まるで高級化粧品みたいなデザインの小さなびんがあった。その隣に石鹸みたいな小さな箱。それらを談くんが手に取り、蓋を開けて中の液体を手に零す。
 枕を立ててヘッドボードへ背中を預け、こちらに向かって両膝を開く。朝は阻止出来たけれど今は無理だった。期待して、いたから。
 かっちり立ち上がったもの、張り詰めた陰嚢の更に下。ふくふく息づくそこへ細い、濡れた指を這わせる。
 えっちに笑った談くんは、そこへ指先を埋めた。ん、と声を漏らして浅いところで出し入れ。ちゅ、ちゅ、と濡れた音。ベッドの上に座り、その光景に釘付け。
 潜り込んだ指は中を探っているらしかった。はぁ、と熱い息を何度も漏らして、談くんは自分の秘密の場所の開拓に勤しむ。


「ん、っ」


 大好きな足が震えた。目を閉じ、そこを擦るのに夢中になる談くん。だから俺がにじり寄ったことも気付かなくて、指を差し込んだら薄く目を開けた。


「談くん……ここ、すっごく熱い……し、濡れてる」
「は、お前の息子さん、でけぇからな」
「談くんがえっちなことするからもっとおっきくなっちゃったんだけど」
「やべぇな」


 笑う談くんに口付け。
 額を俺の肩に預け、甘ったるく声を漏らし続ける。くちゅくちゅ、卑猥な音と、それに巻き込まれている指。


「だ、だんくん」
「ん」
「……あの」
「なんだよ」
「いれていい?」


 すると談くんは顔を上げた。いたずらっこみたいな笑い方。


「おせぇよ、言うの」


 ヘッドボードに掴まった談くんは、息を詰めたり喘いだり。細い腰がくねって、とてもいやらしい。指が回ってしまいそうなくらい細い腰を鷲掴みにして、小さなお尻に腰を打ち付ける。硬くなりきった俺のが、奥へ奥へ。吸うみたいな動きがたまらなくて、射精してしまいそうなときは奥に一層押し付けた。
 襟足の髪が首を流れ、でこぼこ浮かぶ首の骨になぜかとても惹かれて噛みつくように強くキスをした。もしかしたら噛んだかも。ぎゅっと締まった中に気を取られてわからなかった。
 不規則に締まり、ちょっと緩み、強く締まり。痙攣みたいな動きだ。


「談くん、だんくん」


 背中にくっついて、犬が鳴くように名前を呼んで、腰をふりたてる。たくさん精液が出そう。片腕で身体を抱き、もう片方の手を談くんのそこに伸ばすと、たらたらと液が漏れていた。


「談くん、いってるの? 女の子みたいに? 中イキしてる?」
「ん、いって、る」
「談くん、かわいい……っ」


 びく、びく、中がずーっと細かく震えている。そこに、背を震わせて精液をかけた。腰が抜けそうなくらい気持ちいい射精。
 出し切ると、深く息を吐いた。
 まだ気持ちいい……。


「談くん、大丈夫?」
「ん……なぁ、蓬莱」
「なに?」
「もっと、しろ」
「えっ」
「もっとくれ、中に」


 お前が中にぶっかけんの、すげー気持ちいい。
 そんなことを言われたらかちかちになってしまう。元気になると、こちらを見てにやりと笑った。


「すけべはおまえだろ」
「談くんだもん……」
「えろい顔して」
「談くんのせい」
「はいはい、オレのせいだよ」


 緩く腰を動かし、うねうねする中を堪能する。談くんは喘ぎながら笑った。


「なに?」
「んー、幸せだな、と思って」
「談くん、幸せ?」
「ああ」
「よかった」


 きれいな背中へ口づけ。すべすべしているお肌。


「談くん、大好き」
「知ってる」


 休日に、恋人と、ゆっくり過ごす。俺の手できれいにした恋人は普段にもましてかわいくてきれい。
 ああ、なんて幸せなんだろう。



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