鬼島とナツ ナツが年上だったら



中学生

「ナツくん」
「どうしたの?学校は?」
「休み」
「嘘。朝、制服の子がうちの前通っていったよ」
「……」
「学校行きなさい」
「やだーナツくんといるー」
「だーめ。ほら、送って行ってあげるから」
「……じゃあちゅーさせて」
「大人になったらね」
「大人ってなに?いつ?」
「それがわかるようになったとき」
「……ナツくんのけち。でも好き」
「ありがとう」


高校生

「ナツくん、今日も可愛いね」
「おじさんだけどね」
「どんどん可愛くなる」
「はぁ」
「ナツくん」
「待って待って、この距離感おかしいよ」
「おかしくないよ。ずっとしたかった」
「優志朗くん」
「ナツくん、触ってもいい?」
「……」
「聞かないのが、大人なのかな」
「優志朗く」
「でも子どものままでも、キスはできるよね」
「……」
「ナツくん、だいすき」




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