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mission is im/possible





「いったああぁぁぁあああいい!!!!!」



という絶叫に俺の息子は見事にビビって小さくなっちまったわけで。



「さ、さ、さっち、……ご、ごめ、」
「いやいや、大丈夫だよミアちゃん」



って頭を撫でてやるのが精一杯な俺。上手く笑顔作れてるだろうか。

そう、今日は俺の可愛い彼女と初めてのセックス体験という次のステップへと進んだわけだが、どうにもこうにも首尾よく進めていない。
冒頭の彼女の反応の通り、正真正銘ミアにとっては初めてのセックス。
ぶっちゃけね、俺だって色んな女抱いてきたわけよ。その中には初めてな子もいたけどさ、ここまでよ?ここまで痛がる子なんていなかったのよ?
別に俺が待てなかったわけでもなく。むしろ今までで一番時間かけて雰囲気作って慣らして……という努力もちゃんとしてたのにだ。
それでも、流石に、本気で痛そうにされちゃ、最終的には俺の息子もきまり悪そうに身を引いちまうのさ。



「も、もっかいしよ?今のは、思ってた以上に痛くてビックリしただけだからさ」
「んー、でも無理はよくねぇしな。今日はここまでにしよっか」
「大丈夫大丈夫!次は、きっと出来るから!さっきの半分くらいまで来てたでしょ?」
「………んー、ぶっちゃけ先っちょだけでした」
「えっ、うそ!」
「ほんとー」



可愛い顔を少しだけ引きつらせるミアが可愛い。
なんてそんな事をのんびりと頭の端で考えていたら、口元から笑みが漏れた。



「ま、サッチさんは大人だから、急いでないし、ミアちゃんのスピードで問題なしよん」
「で、でも………」
「それともそんなに早く俺とひとつになりてぇの?」



にやり、と茶化してみると、顔を赤くさせたミアと目が合う。
いつもなら、そのまま拗ねちまうミアだけど、今日はどうやら少しばかり大胆になっちまったみたいだ。



「そう思っちゃ、悪い?」



そんな顔されて睨まれたって、あーあ、ほらな、また息子が元気になっちまったじゃねぇか。



「いーや、悪くねぇ」



我慢出来なくてぷるりと震えるミア唇に自分のそれを押し付けた。
このまま無理矢理やっちゃってもいいんだけど。でもそれじゃ楽しくないでしょ。



だから、とりあえずは、痛がられんのも望んじゃいねぇし、


焦らせるだけ焦らせてみようか。










(……悔しい…!私、がんばるね。ごめんねサッチ)
(謝ることじゃないでしょーが。っつーか何を頑張るの)
(何入れても痛くないように、練習しとく!(ぐっ))
(ぶっ……ちょちょちょ、待ちなさいミアちゃん(何言っちゃってんのこの子!))






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