3






レジで会計を済ませ戻ってきた私を待っていたのは






かわいらしいパジャマを持った東条さんでした











「えっと・・・英虎さん?どうしたんですソレ?」


いやむしろどうするんですソレ?

着るんですか?その明らかに可愛らしすぎるパジャマを?

しかもキグルミタイプ・・・


「いや、パジャマもねーだろ?」



普通に答えて買い物かごに入れようとするのをすんでのところで止める


「ん?なんだユウ、りらっくまは嫌だったか?ぷぅさんの方がよかったか?」

「いやいやそういうわけではなくてですね英虎さん、一応聞きますが、ソレ誰が着るんですか?」



ほんの一握りの可能性に賭け自分でないことを祈りながら聞く



「ユウに決まってんだろ、他に誰がきるんだよ?」






やっぱりぃぃぃぃいいい!

ご丁寧に貼ってあるサイズを示すシールのSの文字が凶悪に、それはもう凶悪に笑ったように見えた

















買い物を終えた私たちの荷物が可愛らしすぎるのは一重に英虎さんのおかげだと言い含めておきましょう

(英虎さん可愛いもの好きなんですね・・・)
(意外だよな、東条さんそういう風に見えないし)
(英虎は小動物全般が好きだ。)
(私はもしかしたら英虎さんの中で小動物としてカウントされているんでしょうか・・・)






prev next

bkm
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -