「はぁ・・・・。」
あたしは八番隊三席笹原チカ。
あたしは八番隊の仕事が好きだし、
伊勢副隊長のような上司もいる。
はたから見れば、出世街道まっしぐらの、とても良い人生だ。
何が不満なんだと聞かれれば、なんともいえないこの状況だろうか?
それからあたしは今日何度めか分からないため息を吐いた。
「はぁ・・・。」
「どうしたの〜?チカちゃん。今日は元気がないねェ?」
あたしのため息の原因はコレ↑
あたしの首に手をまわしてくっついてる、八番隊隊長。
そして、あたしの彼氏。
「隊長が原因なんです。そろそろ離してください。今日は伊勢副隊長がいないんですから、隊長も仕事して下さい。」
「えぇー!!ななおちゃんがいないから、くっついてるのにィー!!」
「仕事おわったら、くっついてても良いですから!!早く終わらせて下さい。」
チカは、言ってしまった。
“終わったらくっついても良い”
この一時間後、後悔するのをチカはしるよしもない。
―――――――――――――――――
「チカちゃーん。お仕事おわったよぉVv。」
チカが時計を見るとまだ時間は三時。
普通仕事が終わるまでにあと二時間はあるはずだった。
三時間はかかるであろう、量の仕事を渡したのは一時間ほど前である。
「そんなわけn・・・・。もう終わったんですかっ!!」
渡された書類をぺらぺらとめくっていくと、完全に終わっている。
もうチカは唖然とするしかない。
「仕事終わったから、もうくっついてもいいんだよね!!!それとも、こんなおじさんが、くっついてるのは迷惑かな?」
「そんなことはっ!!」
「いってくれないとわからないよ〜?」
必死に否定するチカちゃんを見て京楽は意地悪でそんな事を言ってみる。
そうすると、チカは真っ赤に頬を染めながら、京楽だけに聞こえるように言った。
「 」
反則だよ、チカちゃん。
真っ赤に頬を染めながら、
そんな可愛いことを言うなんて、
僕の理性がいつまでもつか分からない。
「あたしが好きなのは、あなただけです。」
====あとがき====
ツンデレ目指したんですけどねぇ?
なんか違いますね・・・・。
京楽隊長はこの後理性崩壊して、ピ―――なことして、
次の日ヒロインちゃんに殴られればいいと思います。
そして、ヒロインちゃん怒ってるのにその横でご機嫌な京楽隊長がいればいいんですwww