ブラコン1とシスコン1の再開を見ているバナナ




どうも、チカです!

あの後、私の意識が戻った事が分かるとやはりお爺ちゃんは騒ぎ出して皆さんを起こしてしまいました。

そして、サカズキ大将とセンゴク元帥にはこっぴどく説教を受け、おつるさんとお爺ちゃんには泣きつかれ、ボルサリーノ大将には何とも怖い笑顔で脅され、クザン大将には危ない(特に変態的な意味で)事を言われ、もうヘトヘトになってしまいました。

だけど、それが皆の私への愛情だと思うと何だか照れくさくって・・・

嬉しいような恥ずかしいような気持ちに苛まれました。





と、言うことで私は今大きな白鯨の上にいます!(何が『と、言うことで』なのかは分からないが)

あ、間違えた。

大きな白鯨の船の上にいます!

もちろん、元帥やお爺ちゃん達には内緒で!!!(中将よ、いいのかそれで)

だって、お兄ちゃんが無事か心配だし、しょうがないよね!←超が付くブラコン


そうです、チカはどうしても自分の兄が心配で自分の能力を最大限に駆使して風と共に“白髭”の船に舞い降りたのです









・・・数分前・・・


「親父、大変だ!なんか変な奴が甲板にいきなり現れやがった!」

「グラララ、白髭の船に敵襲を掛けるとは中々骨のある奴もいたって事か。」

「親父、笑ってる場合じゃねぇよぃ。」



さすがは白髭、敵襲とあっても全く微動だにしない

不死鳥マルコはそんな親父に呆れながら、声を掛けた

外が騒がしいと思っていたら、こんな時期に敵襲かよぃ・・・ハァ・・・

マルコは深いため息を吐いて、甲板へと足を運ぶ




そこにいたのは少しあどけなさを残した少女一人と、その少女を取り囲む自分の船の船員達



「お前ら、何嬢ちゃん一人に躍起になってんだよぃ。」

「マルコ隊長!こいつロギア系らしくて歯がたたないんです。」

「あー、えーと、私戦いに来たわけじゃないんだって、ばっ!」



マルコの呆れきった声に船員が声を返すと、その後に少女の声が続く

少女はあちこちから繰り出される攻撃をかわしながら話しているので所々切れている

まぁ、攻撃がかすった所が全くダメージが無さそうなのを見ると、自然系ってのも間違いじゃないらしい

そこに、先ほど食堂でぐーすか寝ていたエースが寝ぼけ眼で甲板まで来たのが見えた

目の端に捕らえていた嬢ちゃんもそれに気がついたようで何故か表情が明るくなった気がした

しかし、それは気のせいでは無かったようだ

なぜかって?

そんなの当たり前だろ

嬉々として攻撃してくる船員達をかわしてエースの下に飛び込んでいったのだから





「お兄ちゃーん!」

「チカっ!!!」




エースを押し倒す勢いで走っていった少女はそのままエースに突っ込んで、寝ぼけたエースは重力とその衝撃に負け甲板に背中を付けた

少女の名前はチカと言うらしい

しかし、その衝撃で覚醒したエースは全く気にせず涙と鼻水で顔をグチャグチャにしながらチカを抱きしめている


そこまで見て思い出した

こいつ、エースの野郎庇って赤犬の攻撃受けてた奴じゃねーかぃ

てぇーことは、こいつ海軍じゃねーかよぃ

まぁ、いいか、こいつも一人で来たってこたぁ捕まえる気はねぇみてぇだしよぃ

感動の再開ぐらいさせてやったて、バチはあたらねぇよぃ












(ねぇ、あれって、パイナップル?それともバナナ?)(ばか!バナナに決まってんだろ!)(そっかー)(てめぇらいい加減にしろよぃ・・・)(バナナさん眉毛がぴくぴくしてるー。アハハハハ!)(逃げるぞ、チカ!)
















===あとがき===

どうもー、今回は友達が続編を読みたいとの事で続編を書いたのですが・・・
なんともフリーダムなギャグ物に(笑)
前作とヒロインがガラリと変わった気がするのは私だけではないはず・・(汗)
ひぃぃぃごめんなさーいぃ・゚(゜´Д`゜)゚・。
兄貴たちと絡ませたくて仕方が無かったんですよ!
エースは絡んだので、次はルフィかな?ぐひひひh((殴
とゆうか、これ何か終わらなそうだな・・・
連載になっちゃう空気が(汗)
まぁ、どうなるかは分かりませんが、また読んでくださると嬉しいです!


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