もう、随分前になると思う
その頃のあたしはシカマルと仲が良くて、否いまは仲が悪いって言うわけでもないけど
今よりもっと距離が近かった
あたしは自来也様に憧れていて、大好きで、姿を見てはキャーキャーとハシャイで居た
でも、その頃からだったんだと思う
あたしの自来也様への気持ちが少しづつ変わっていったのは
そして、その頃からだったんだと思う
あたしとシカマルの距離が少しづつ離れていったのも
恋愛症候群
今、私は16歳
シカマルも少し大人びてはいるけど、一応同い年
一緒に野原を走り回ったあの頃とは違う(走っていたのは私一人だったけれども←)
一緒に木の上で昼寝をしていたあの頃とは違う(シカマルはめんどくせぇから寝るといっていたけれども←)
何もかもあの頃とは違う
あの頃は、一緒に遊んで一緒に昼寝して夜なんて来なければいいと本気で思っていた
私たちは忍びになった
忍びになってから段々と忙しくなり会わなくなって
私の自来也様への好きも憧れから形を変えていった
本気になってから、私は必死になって自来也様に弟子入りを頼んで、何とか近寄れる存在になった
だけど、現実はそんなに甘くは無くて
近づいて分かってしまった
自来也様にはもう想ってる人がいると
きっと、これ以上は想っても近づけないと
そんな時に何で貴方はこんな事を言うの、シカマル?
「片思いってつらくねぇ?なぁチカ」
貴方は、苦しんでいる私を見て気遣って言ってくれたんでしょう?
分かってるそんなこと
貴方が優しいのは誰よりも知っているつもりだもの
でも私は貴方に告げるの
にっこりと笑って
「私がしてるのは恋じゃ無いもの。」
シカマルは怪訝そうな顔でチカを見つめる
私はそんなシカマルを目の端に捕らえながらゆっくりと言葉を紡ぐ
「辛くないなんて言わないけど私は何も求めないし、奪わない。相手に与え続けるのが愛だから。相手が幸せなら、私も辛くても幸せで居られるから。」
チカは最初とは打って変わって泣きそうな笑みを浮かべながら言う
「でもいつか、このキモチを風化させることが出来たなら。・・・・・・貴方はそれまで待っていてくれる?」
そう言うチカに俺は心に誓うんだ
それまでお前に愛を捧げ続けると
〜〜〜あとがき〜〜〜
シカマルは優しいですねぇ〜
自分で書いて何ですが、管理人はシカマル君よりもシカクパパの方が好きなんですよwww
久しぶりに若い人相手の夢かきましたぁ〜(*・∀・*)
にしても、今回のはゲロ甘でしたね_| ̄|○
駄文読んでいただいて有難う御座いました!!!