No!犯罪!
どうも!マコトです!!
ん?なんでこんなに朝っぱらからテンションMAXなのかって?
そんなの決まってるじゃないですか!昨日徹夜したんですよ!!!
うはははh・・・・・。
というのも全部全部隣に住んでいる人が悪いんですよ!
「こんにちは♪隣に引っ越してきましたマコトと言います。よろしく、え〜っと・・・・。」
「一方通行でいい。」
「よろしく、一方通行くん?」
そうです。一昨日私はここ学園都市に引っ越して来たのです。
学園都市に引っ越してきて、親も居ない私は一人で引越してきましたと各部屋を回って歩いていたわけで
お隣さんの部屋にも当然行くわけです。
インターフォンを押すと出てきたのは真っ白な髪と真っ赤な目が印象的な男の子。
少し戸惑った私を見て自己紹介をしてくれます。
とても短いけど、少し温かいキモチになって微笑みながら一方通行くんの名前を呼ぶ
彼は頬を赤くしながら“ぷぃっ”と横を向いてしまいました。
なぜ頬が赤くなったのかは分かりませんが、なんだか可愛くて笑ってしまいました。
↑が一昨日のこと
そして昨日私はこのマンションの洗礼を受けたのです。
夜マンションの廊下を走るドタドタと言う音と窓ガラスが割れるパリーンと言うおとが私の耳に入って来たのです。
その音が隣の部屋のものだと気づいた私は何があったのだろうと思い耳をすませると聞こえる物を全てひっくり返して壊すような音
その音が止んでから私は廊下に飛び出しました。
そして見たのは一方通行くんの部屋の無残な姿
ドア・窓・家具全てが壊れ、壊れていないものなんて探しても見つからないのでわないかと思うほど
これが一方通行くんのいえであるとすると、私の部屋もいつかこうなるのではと言う懸念で一杯になったわけです。
そして考えていたら空が白みはじめ
今に至るわけです!
そうです!半分いや大部分が八つ当たりですよ!
今だってなんだか隣の部屋から幻聴が・・・・・
可愛い多分小さな女の子の声だと思われる声が・・・・
「みたりしてーっておわぁ!ミサカのミサカ声がおっきくなったぁ!」
幻聴じゃない・・・・、聞こえる・・・?
マコトはその声を聞いてドアを開け廊下を数歩走り隣のインターフォンを押す暇も無く隣の家に侵入する。
その間たったの2秒ちょっと。
かなりの早さである。
そしてはじめに見たのは・・・・・
幼い少女からたった一枚着ている毛布を剥ぎ取ろうとする真っ白な彼。
今にも泣きそうな幼い女の子。
そしてマコトは叫んだ。
それはもう大声で、
運動会の応援団長だってこんなに声を張り上げないんじゃないかって言うくらいの大声で。
犯罪者ぁ〜!!!!!
その後飛び起きた一歩通行くんが全否定してたけどそれは聞いてないことにしておいた