下忍になりました!!
サバイバル演習に合格し、晴れて下忍になった日マコトとナルトは兄妹そろって仲良く帰路についていた
ナルトはサクラにいつものようにふられマコトはそれを慰めていたが・・・・。
「サクラちゃんてば、最近俺に手厳しいってばよ!!」
「(サクラちゃんがナル兄に手厳しいのは最近からじゃないけど・・・・・)まぁまぁそんなことないって!きっと照れてるだけだよ!!!!」
「そうだってばね!!」
ナルトはマコトの言葉で元気を取り戻しニコッと笑う。
「(ナル兄が単純で良かった・・・)」と、静かに胸を撫で下ろすマコト。
そんなことを、妹が思っているのも露知らずニコニコと笑いながら歩くナルトとマコトは自分の家に着くと
自分の部屋に入る。
(ちなみに、アパート一室で、2人は狭いため、隣同士の部屋二つを借りて住んでいます。)
ドアを閉め部屋に入ったマコトが目にしたのはいつも火影からの通達をする鳩だった。
「(今日の仕事はなんだろ・・・・・)」
マコトはすばやく暗部服に着替え、特殊な黒い猫の面をつける。
暗部では、普通白い動物の面を付けるのが常であるが、マコトの場合実力が突出しすぎているため、忍びにすら、
はむかうなと言う警告の意味合いで黒い面をつけているのである。
本当は火影がこの面をマコトに渡したのは違う意味合いもあるのだが、マコトはそのことは知らない。
マコトが暗部服をきて向かうのは戦場か、あそこしかない。
火影の部屋。
もしも、前者だった場合、面の下には表情がまったく無くなるが、後者の場合すこし口元がほころぶのは、本人すら気づいていない。