しんごう


えらん は どこかにうかんでいた
よんごう と
なまいきなあのひとのかおが
なぜかあたまを よぎったけれど
まあいいかとおもった
くらい くらい うちゅうのどこか
えらん は ふしぎにおもった
あのひ ぼくは、
ぼんやりと かんがえていると なきごえ
どこからか たんじょうびを くれた
あのこの こえ
うしろをむくと うずくまり なくこ
あかごのように からだを まるめた あのこ
よりそうように ちいさな ふたつむすびが

なかないで ぼくがぜんぶ やっつけるよ
きみをかなしませるもの ぜんぶ

といっている
あれは あのこの えありあるたちだ と
なぜかおもった
こういう かん に きっと りゆうはない

てをのばす とどかなくても のばすのだ
にどと あえなくたって かまわない
きみは いかなくちゃ
ぼくは たんじょうびがあるから
だいじょうぶ
きみがくれた きみのおかげでみつけた
これがあるから だいじょうぶ
あのひ いけなくてごめんね
やりたいことりすと うまるといいね
でももういちど あえたら
あのこがふと かおをあげた
そらいろのひとみ に なみだをたくさん
ぼくをみて おおきくひらいて
またね と いうと おおきなこえで へんじ
なきがおが すこしえがお よかった
じゃあ またね

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