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(4)

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「これで──、ラストっ!」
湧き出る悪魔の最後の一体を切り捨てたネロが塵となる欠片に向かって、もう出てくんな!と中指を立てる。
Vも似たような心境だがネロほどあからさまではない。
グリフォンとシャドウを身体に戻らせると、足元に落ちた悪魔の爪を拾ってニコに渡す。
「約束は果たした」
「苦しゅうない。シャドウがあの悪魔を丸呑みにしやしないか、ヒヤヒヤしたよ」
血の色をした尖鋭な爪を受け取ったニコは大儀そうに頷いて、背後に隠していたウイユヴェールの前から退く。
「再会のハグでもキスでもご自由に。私は目を閉じてた方が良いか?んん?」
「ふざけて扱うと怪我をするぞ」
「そんな間抜けはしないさ」
ニコは望みのものの感触を確かめてはしゃぎ、Vはウイユヴェールに「それで、古城の探索は楽しめたか?」と訊ねる。
ニコ曰く、Vたちは悪魔日照りだったようだがウイユヴェールとネロは違ったらしい。
悪魔との戦いに巻き込まれるのも久しぶりで不安もあっただろうが、それらもすべて片付けた。
残る予定は帰るのみとなりVは一先ず安堵していた。
しかしウイユヴェールの反応はどこか落ち着かないものだった。
「えぇ、フォルトゥナ城の見学は…楽しかったわ。隠れた通路とか仕掛けとかもたくさん…、ネロが案内してくれたから」
よそよそしいというか、素っ気ないというか。
普段であれば、心惹かれるものを目にすれば勢いのまま相手を引かせるレベルで感想を口にし、そうでなかったとしても話すこと自体を楽しむウイユヴェールなのに、なぜだか今はどちらの様子もない。
更にはVからもそっと瞳を逸らす始末。
…これは、恐らく、
「(…ネロが口を滑らせたか)」
じっ…と据わった目でこちらを眺める陰気なオーラを感じ取ったネロは気づかないフリをした。
いや、気づかないフリだと絶対にばれているだろうが気づかないで通すと決めた。
原因は一つしかない。
Vに"話すな"と釘を刺されていた件をネロがうっかりウイユヴェールに話してしまった。これに尽きる。
わざわざ口止めされていたものを喋ってしまったことは悪かったと思う。が。バージルとの関係云々の話なら、今までほったらかしにされていた実の息子というのも中々の立場だぞ、とネロは思う。
「(つーか、なんで俺まで居心地悪くならなきゃなんねーんだ)」
バージルの記憶を持っているVが、今イイ感じの相手とぎくしゃくしようが断じてネロのせいではない、…はずだ。
ネロはよく晴れた空を見上げてがしがしと頭を掻く。
居心地が悪いといえば、このミティスの森に漂う違和感も悪魔を片付けた今もまだ消えていない。
「で、これからどうする?」
ややこしい思考を振り払って口を開くと、据わった目つきのVが答える。
「どうする、とは?」
「フォルトゥナ城にもこの森にも普段から悪魔は現れる。でも今日は頻度が多すぎだ」
「私らの収穫は"無"だったがな」
「さっきから聞いてるって。羨ましいことにお前らの実感はさっぱりみてーだが、こっちは割り増しのサービスデーだったんだよ。原因を調べて帰りたい」
「どうすると訊いておいて選択肢が無いようだが?」
ニコとVに茶々を入れられながら、ネロは何とでも言いやがれと鼻を鳴らす。
ネロとしては、ウイユヴェールたちを街に送り再び戻って来るという手間をかけたくない。
戦力外のニコとウイユヴェールを連れて悪魔を相手にするのは危険も伴うが、幸い今はVもいる。
「ここまで来たついでだろ。観光地の美化に協力したってバチは当たらないぜ」
「ネ〜ロ〜、お前が美化とか言うと似合わなすぎて蕁麻疹が出そうだが私はその提案に賛成だっ!」
「そういう場合はな、ニコ。賛成、の一言で良いんだよ」
悪魔に釣られたニコがこちらに付くのは予想に硬く、Vが嫌そうな顔をするのも想定済みだ。あとはウイユヴェールにどう頼み込むか。
そんな思惑を知ってか知らずかウイユヴェールは案外あっさりとネロに同意した。
「私もネロに賛成するわ。森で悪魔が増えたら街の人も襲われる危険があるかもしれないし。でも…」
迷いながらVとネロへ憂いの瞳を向ける。
「悪魔と戦うのはVとネロに任せてしまうから…私は二人に決めてほしい」
「だがウイユヴェール自身はネロ寄りの考え、ということだな」
「ええ」
どうかしら…とVに頼み込むようなお願いの視線はネロが行うよりも効果が高そうだ。
実際、"面倒くさい"と"ウイユヴェールを連れて森から出たい"という本音を押し込んだVが折れるのにも時間はかからなかった。
「……仕方がないな」
「渋るなよ、V。悪魔が街にまで溢れちまったら、お前らもホテルで安眠できないだろ?」
「そこまでの群れではあるまい」
「そう思いたいが、ここに来る途中であいつらやたらうじゃうじゃと涌いたからな…。なんていうか、マップ切り替えるとまた出てくるみたいな頻度な」
「どんな頻度だそれは」
未だに気乗りしないVを宥めながら、ネロはVとウイユヴェールの顔をこっそりと見比べる。
Vに対するウイユヴェールの口調には遠慮っぽさがあるものの刺々しい感じはない。悪魔を倒すことに協力してほしいと提案したのだから、こちらに向ける感情も嫌悪の類いではないのだろう。
であれば、今のネロにできるのは余計な口出しではなく普通に過ごすことだ。
「(普通…っつってもなぁ……)」
もやし、ポエム、チキン連れ。
レッドグレイブで多少の協力はしたが、あの時はVを"胡散臭い男"としてしか見ていなかった。
Vは暇さえあればつまらなそうな詩集を読み耽り、趣味の話も合うとは思えず、飼い鳥のグリフォンは喧しすぎ、悪魔が現れれば協力して戦ったが、嫌いなタイプの悪魔には前フリ無しでオーバーキルのキレっぷりにはネロもちょっと引いた。
魔剣士か騎士のような姿形をした悪魔には特別に激しい殺意を抱くらしい。
「──ロ、…ネロ、聞いているのか」
「……ああ?」
「来る途中、どこで悪魔の気配を強く感じたかと訊いているんだ。二度手間をかけさせるな」
「…クソ偉そうに訊き直してくれてどうも。ゲストを守りながら戦ってたんで何も覚えてねぇよ」
「まるで役に立たない」
「うるせぇな、誰のせいで余計な気を回してると──」
少なくとも普通に(?)ほどほど上手くやっていかなければと思った矢先に飛んでくる辛辣な売り言葉に、ネロも喧嘩を買いそうになる。
ニコは「じゃれてないでとっとと決めろー」と気楽に煽り、ウイユヴェールは静かに答えを待っている。強い言葉は使わずとも二人を案じる眼差しだ。
そのように見守られてしまうと、ネロの脳裏にもついケンカはだめよと諌める幼馴染みの姿が思い出されてしまい、どうにも…
「ああ、いや……心配しなくても俺たちは協力して悪魔を倒すからな。だよな?V」
「何の宣言だ。気持ちが悪い」
「ほっとけ。とにかく俺たちで悪魔の気配を探って、悪魔がいれば殺す、溜まり場があれば潰す、それで良いな?」
「…計画もへったくれもないが了解した」
「いいぞー。ひと狩りでもふた狩りでも存分にな!私は剥がす。手が足りなくなったらウイユヴェールも手伝ってくれ」
「えっ?えぇ…やったことはないけれど、頑張ってみるわ」
「…ニコ、ウイユヴェールに妙な事を手伝わせるな」

悪魔の気配を探る、とはいうものの。
つまりは悪魔が多い場所に突っ込むということだ。
「ひゅう!ネロがぼやきまくる気持ちを少しだけ理解した、こいつは確かに雑魚が多い」
小路から、森の茂みから、はたまた頭上の枝の隙間から。
空間を歪めて姿を現す悪魔たちを薙ぎ払うネロから離れた場所でニコが頷く。
「そうかよ。俺としちゃ、もっと早く理解してほしかったな」
ネロの返答にニコは可愛いらしく首を傾けてグーをコツン☆と額に当てたためネロのこめかみに青筋が浮いたが、ウイユヴェールの後ろへササッと隠れると追及は止んだ。
「よくわからんがネロのヤツはウイユヴェールに弱いみたいだな。私たちがいない間に何かあったか?」
「…何か、というほどのことではないけど」
ネロと連携を取りながら悪魔と戦うVへ、ちらと視線を向けながらウイユヴェールは声を小さくする。
「ニコはその…バージルとか、ネロの家族の話は聞いてる?」
「家族?キリエとクレドだと私は聞いてる。バージルってのはここ最近の新顔だな。いわゆる血縁的なアレだろ」
「そう…みたいね。バージルはネロのお父さんだって、さっき聞いたわ」
「ああ、そうなのか。…ん?さっき?」
「バージルは…Vと繋がってるっていうか…Vの元の人っていうか…。だからその話を聞いてから、Vのこともネロのことも色々と考えちゃって」
ウイユヴェールはもやもやと頭の中を巡る考えを持て余して難しい顔をする。
「私ってば…気楽にVをフォルトゥナへ連れてきてしまったけれど、Vが気乗りしなかった理由はこれだったのかしらって。ネロのことも…身内って呼んでいいのかわからないけど、Vが突然知らない女性といたら微妙な気持ちになるわよね…」
身内と呼ぶには遠いが、無関係とは言えない二人だ。
他人のウイユヴェールが頭を悩ませるというのもお節介だろうが、しかし自分がいることで、本来できたはずの話の機会を奪ってしまったのでは顔を向けられない。
「Vとネロが顔を合わせるのもレッドグレイブ以来なんでしょう…?だから今は、二人がゆっくり話せたらと思って」
「あいつらがおはなしする?いやぁ…そりゃあ、ちとキモいな」
ニコも、ネロとVについて深く知っているわけではないが、二人がバンの座席で過ごす姿を思い出して顔を顰める。
共通点といえば悪魔を倒せるということぐらいで、話が合うわけでもノリが合うわけでもない。
必要な情報の交換以外、雑談などの記憶もない。
「まぁ…そうだな。ネロからいきなり息子だとかカミングアウトされたウイユヴェールがバージルの後妻みたいな心境になってしまったのはわかったが、だからといって気を遣う必要はないと思うぞ」
「ご…!?それはないから!そもそもバージルとVは別…の人格だしっ!記憶は…その…同じものを持ってるかもしれないけれど…」
「そうそう、別の人格。私が言いたかったのはそれな」
「…本当に?」
「疑わないでくれー。私はバージルと面識はないが、あのダンテの双子なんだろ?じゃあ結構な破天荒なんだろうが、Vは一見大人しいし腹黒いタイプだ」
「否定も肯定もしにくいわ…」
「ネロだって、言いたいことがあったらVじゃなくてバージル本人に直接ぶつけるだろ。──おっ、何か飛んできたぞ」
言葉を詰まらせるウイユヴェールから離れて、ニコは近くの地面に刺さった悪魔の花の種を引っこ抜く。
「…そう、よね……。VはV、だもの」
しゃがんで種を観察するニコの向こうにはVとネロの姿がある。
互いにフォローし合って悪魔を片付けながら、時々グリフォンも交えて軽口が聞こえてくる。
「ネロからバージルの息子だって教えてもらって驚いたわ。でも一番驚いたのは……、私とネロの年ってあまり変わらないのよね…」
「Vも、バージルとネロの関係は知ってたんだろうしな。よっ、と」
「ええ。そうしたらネロや私は、バージルやVから見ればだいぶ…なんていうか年が若いわけでしょ」
ニコが拾い上げた種にナイフを沿わせて開こうとすると、ぱっくりと割れて勢い良く蔦が伸びてきた。
「おわっ…!?おいおい、若くて生きが良いのは結構だが、勢いがありすぎるのも迷惑だぞ──」
「勢いでお説教みたいなことをVに言ったり…思い出したらむずむずしてきちゃって」
うねる悪魔の蔦がニコの手の中で暴れながら蕾を膨らませて襲いかかる。
「精神年齢も大人と子供くらい違ってたのかも…って思ったら」
「健全な、ベイビーだということは、十分にわかったっ…!」
「日常生活ではVを助けてたつもりで…でもどっちかというと見守られてる側だったなんて…」
「しかし支える側からすれば、こんな食って掛かられたら手放したくもなるってもんだ──そりゃあっ!」
「ああもぅ…、恥ずかしすぎて顔から火が出そう──…!」
両手で顔を覆ったウイユヴェールの足元の、あっちやらこっちやらで発芽する悪魔の種を、駆けつけたシャドウが尻尾で遠くへ弾き飛ばす。
「うおぉッ──!?おいこらニコ!! 物騒なモンこっちに投げて寄越すんじゃねぇッ!!」
「残念だが私の手には負えなかった!ってことでネロ、トムボーイで燃やしちまえ!」
「ばっか!ここで使ったら森まで燃えるわ!」
ニコが投げつけた種──キメラシードをネロが殴り飛ばして回避し、さらに跳ねた体躯をグリフォンが雷で打ち落とした。
「いつも言ってるがな、ニコ!変なもん拾うな!」
「変じゃない、ただのキメラのシードだ」
「わかった言い直す、キメラ、シードを、拾うな。ここらじゃ見飽きるくらいド定番の悪魔だろうがっ」
「そうなんだがな〜、今まで見てきたのは成体で、種からぬるぬる出てくるのをじっくり見たのは初めてでつい気になって──」
気がつけば大量のキメラシードが種から蔦を伸ばし、あるいは別の悪魔──スケアクロウに取りついて四人を囲みはじめる。
「気にしすぎとは思うわ…。でも今はまだ…気持ちをどこに落ち着けたら良いかわからなくて──…、あらシャドウ、どうしたの…?」
先ほど危険を遠くに弾き飛ばしたシャドウはウイユヴェールの身体に大きな頭を擦りつけると、今度は背中をぐいぐいと押して歩かせる。
「……何を悩んでいるのかと思えば」
地面に杖をつき軽く両手を乗せたVの前に連れてこられた。
「えっ?えぇと〜……。もしかして、聞こえてた?」
「あれでどうすれば聞こえていないと…いや、その話はいい」
気まずい顔になったウイユヴェールは逃げようとしたが、Vが上手く詰め寄り逃げ場を失う。
「目すら合わせてもらえないのはつらいな」
「そ、それは…ちがうのV、私…」
「俺がバージルと繋がっていることは変えようもない事実だ。バージルの記憶ももちろん継いでいる。だが…記憶は共有だとしても、それに伴う感情はバージルのものだ。俺のものじゃない」
狼狽えるウイユヴェールの言葉を遮ってVは続ける。
「Vとして生まれて、今数えたならば何日目になるだろう。その内の決して少なくはない時間を俺はウイユヴェールと過ごしている。…そう考えたなら、お前と比べて俺はあらゆる経験に乏しい」
自嘲めいた微かな微笑みを浮かべると、ウイユヴェールの手を優しく掴み指を絡める。
「このあたたかな指先も、耳を打つウイユヴェールの声も吐息も。この肉体を得て俺だけが感じたものだ」
戸惑いを残すウイユヴェールを誘うように瞳を覗き込む。
「自信に満ちた時でも、迷いながらでも、俺の手を引いて共に歩いてくれるウイユヴェールが好きなんだ。だからどうか、そのままのお前でいてくれ」
「V…」
Vがウイユヴェールを引き寄せ、その半歩ほど後ろの地面をキメラシードの蔦が抉る。
「ネロとの関係には困惑をさせたかもしれないな。伝えるタイミングを計りかねていた」
「それは……そうね、少し驚いて…混乱もしたけれど…。バージルにはバージルの、VにはVの気持ちがあることを…こうして教えてもらえたから」
ウイユヴェールは顔を上げて微笑み、Vがその前髪を梳いた死角で悪魔がグリフォンの雷に撃たれて四散した。
「私ひとりで考え込んで、勝手に居たたまれなくなっていただけなの。でもVがそう言ってくれるのなら…恥ずかしくても良いかなって…少しだけ思えたかも……」
やりきれない羞恥で頬を染めながら困り顔で笑う。
時間でいえばほんの数時間ほどだろう。しかしVにはそれよりもずっと長く感じられた。
避けられていたウイユヴェールの瞳がVを捉えてふわりと和らぎ、先ほど有耶無耶に流れてしまった再会を今一度喜ぶようにVに怪我がないことを確かめて胸に手を添える。
二人に飛び掛かるアサルトを首を伸ばしたシャドウが頭の上で丸呑みにする中、Vはようやくあるべき状態に戻れたことに満足し森の悪魔の増減なんぞどうてもいいという気持ちになった。
観光を終えるにも程好い頃合いだ。
もう街へ帰ろうかとウイユヴェールの耳許で告げようとしたところ、Vの背後で悪魔をぶっ飛ばしたネロがキレ「なぁ!それ今やらないとダメなヤツか!? 」
「──見てわかるだろうが今良い雰囲気なんだ。適当に片付けてくれ」
「悪魔に囲まれて良い雰囲気とか絶対おかしいだろ!」
ネロに怒鳴られたVは視線を巡らせる。
グリフォンとシャドウが伸した悪魔は基本、消滅には至らないため息も絶え絶えに地を這っている。
それをしゃがみ込み危ない目つきで観察しているのはニコで、たまに手で触れてみてはよくわからない歓喜の声を上げる。
堅実に悪魔を倒しているネロもなりふり構う余裕が無くなってきたようだ。辺りの木々には悪魔であったものの体液やら肉片が垂れ下がり、森に色とりどりのデコレーションを施して肩で息をしている。
Vはすれ違いが解決できて良かったとほんわか喜んでいるウイユヴェールの頭を撫でて嘆息した。
「やれやれ…これをやると体力を使うんだが」
「何でも良いからさっさと手伝え──!」
悪魔の数を確かめるように口の中で呟くと、杖のかしらで手近な一体に狙いを定め幻影の杖を作り出す。
倣って、息のある悪魔全ての眼前に幻影を与えた。
正に一瞬。
重厚な鐘の響きに似た振動が空気を渡り、魔獣に蹂躙され停滞する悪魔も、襲いかかろうと牙を剥いた悪魔も例外無く幻影に貫かれ絶命した。
集中を解いたVは眩む頭をウイユヴェールの肩口に乗せ、ネロが戦いが終わった徒労を吐き出して座り込み、ニコは突然の素材の消失に悲痛な悲鳴「私の研究材料がー!?」を響かせた。
そして残るは沈黙のみ。


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