2205年。
過去に遡る力を手にした人類の一部は、《歴史修正主義者》と名乗り、其々が理想とする未来へ改変するために、歴史の修正を目論み、過去への攻撃を始めた。
歴史修正主義者を名乗る時間犯罪者は、数多の兵を生み出し、時間遡行軍と名付けた。その数は八億四千万。
時の政府はそれを阻止し、歴史を守るため、歴史修正主義者に対抗する力を持つ《審神者-さにわ-》なる者を集め、各時代へと送り出す。
審神者は自身の力で刀の付喪神に実体を与え、共に過去に遡り歴史修正主義者と戦った。
押しては引きを繰り返す激しい戦いの中、時の政府はある時代の歴史改変を許してしまった。
改変された、歴史・時代は、第一次世界大戦、関東大震災、大正デモクラシー等、後の未来に様々な思想を生み出す切欠となった、激戦の時代、大正時代。
改変された歴史により、生まれる筈の幾千の人間が人々の記憶と歴史から消え去り、生まれる筈のない人間と歴史が作られ、世界を混沌へと陥れた。
-1:大正時代の歴史修正完了
※審神者（さにわ）、特別な力を持っていて、刀に宿るイケメン付喪神に実体を与えて、敵と戦わせる。
※歴史修正主義者（れきししゅうせいしゅぎしゃ）、時間犯罪者みたいなもの。こんな現在（いま）認めない。過去を修正して、歴史を変えて、理想とする現在と未来に作り替える。って感じ。
※時間遡行軍（じかんそこうぐん）、歴史修正主義者が集まって作った軍。