あとがき
終わりました。
やっと。
そう、やっとという感じです。
このサイトで初めて連載したものの続編という形で細々と移設前に初めて
（その時は隠しページにありました）
この子のお話はここで終わりという事にさせていただきます。
今までずっとやってきただけに寂しいものもありますが。
第一部は主人公がみんなに捧げる形だったので
第二部はみんながと逆をコンセプトにしていました
あとぬるく嫌われ設定に出てくるような、そんな子を出したのは
今までそういうジャンルを読んでていて疑問があったから
自己消化の意味合いが強かったですね。
いわゆる悪女設定の子ですが
悪巧みとかやっていてバレて、主人公と和解して…はいいのですが
その悪女さんが転校したりなんだりして追い出してめでたしめでたし。
なんてそんなの現実ではないですよね。
主人公側＝正義（or強者）で収めるために悪女のいい所とか全く見られないし
生きていて良いことない人間はないはずなんです。
それに追い出す事が全てじゃないよね？
という思いがありまして今回のスタンスになりました。
別にそういう話が悪いとかではなくて
そういう形の解決方法とうものもあるのではないかという提示だと思って下されば。
人生に選択肢は一つではありませんし
改心していい子ちゃんになりましたではなくて
悪い所は指摘しつつそのままの谷岡さん（悪女ちゃん）を受入れるというのはなかなか難しいですが
理想論上等で。
最愛シリーズは私の中でキャラが色々動いていて楽しかったです。
主人公がここまで楽しいキャラになるとは思ってもいませんでした。
前世の友人達も含めてなんだかんだで忘れられないキャラ達になりました。
もしかしたら他の連載でオリキャラとして出しちゃうかも……？
その時はニヤニヤして下されば嬉しいです。
最後になりますが本当に長い間このシリーズにお付き合いして頂いた事に深く感謝します。
少しでも彼女達の生き様が皆様の人生で前向きに生きられる糧となりますように。
2012年11月30日
project by楓
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