あとがき


おわったー!というのが最初の感想です。
そもそも真田さんの超絶シリアスを書こうと思っていたのですが、何か違う感が漂います。
話のコンセプトは「自分」でした。
どうあがこうと、自分は自分ですからね。
なのでそれぞれのキャラがそれぞれに動いてました。視点を毎回変えてみたのもその為です。
胡蝶の夢というのはざっくり言えば夢と現実がごちゃ混ぜになっちゃったって事ですが
現実とは、の答えは最終話で話した感じです。裏主題だったり。

それと今回意識していたのは「愛の形」
だから立海のみなさんは特に様々な形でモブさんをいれてました。
自分の中では一応、それを決めてモブの形を形成してました。
赤也さんのお相手が思ったより活躍したのは吃驚ですが。

真田さんに関しては、うん。もう何もいうまい。
今までも散々かっこわるかったのに最後の最後にやらかしました。
この真田さんの魅力ってどこだろう……とオロオロです。
けれど真田さんって不器用なので不器用な感じながらも真っ直ぐな人、と思って下されば。
しかも不器用さと男らしさが交じってなんて素敵なハーモニーを奏でているのでしょう。
天然おつかれさまです。

対して主人公は「したたか」です
生身の人間らしさを出したかった結果だったりします。
利用できるものはなんでもします。
でも決して非情ではない。
なるべく真田くんと似てないタイプにしたかったんですよね。
方面としては柳生と仁王の間ぐらい。
そんな主人公を目指してました。

受験を挟んで、思えば連載開始からかなりの時間がたってしまいました。
無事終えて感無量。
長期間、お付き合いいただきありがとうございました。

121118
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