■Blue Heaven
10月吉日。誰もいない某ホテルの花嫁控室で
ウェディングドレス姿の彼女は写真を眺めてポツリと呟いた。
「私、結婚するよ」
うん。
「あなたの親友と」
うん。
「……ごめんね」
謝んな。むしろ俺が謝る。
いなくなってごめん。
幸せになれよ。
しっかしまさかあいつが俺がいなくなって10年も黙ってるとは思わなかったけどな!
アホが!
幸せにしろよ!
じゃあな!
(afterword)
あ、これも若干ふぁんたじーだった
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