■無言の告白
「今から聞くこと、もし違ったら『バカじゃないの?』って
思いっきり罵っていいから」
そう彼は電話越しに言ってから爆弾を落とした。
「もしかして、俺のこと好き?」
わ、私だって告白するならシチュとか心構えとか!
す、少なくとも今このタイミングではない!
肯定も否定もできず、無言になった私に
彼は「うん、わかった」と言って電話を切った。
わかったってなに。
……これって告白したことになっちゃうの!?
[
prev
][
contents
][
next
]
×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -