「やばい！宿題！みして！」
やつがとなりの家からかけこんできた。毎年のことだ。
漢ドリに算ドリ。自由研究はやったらしい。カブトムシの観察。…去年もじゃない？まいっか。
「あと毎日の日記！」
はじから丸ごとうつしてく。今年も丸ごとうつせるほど一緒にすごした、夏休み。#twnovel

— 花＊ (@hana343664) 2016年8月29日

彼への誕プレは巨大ウサギの抱き枕。
「は？25でこれはねえだろ」
「まあまあ、これを私の代わりに」
「アホか」#twnovel
日曜の昼下がり。ドアホンを鳴らしても出ないから合鍵で彼の部屋に入ったら。
「本当に代わりにしてるじゃん…」
そこにはウサギを抱いてお昼寝中の彼の姿が。

— 花＊ (@hana343664) 2016年8月22日

“見事メダルを獲った○○選手、長年交際してきた女性と結婚へ！”
「いいなあ…」
TVを観ながらそう呟いた私に後日「はい」と彼が笑って寄越したのはメダルチョコ。
確かに私も一昔前はスポーツ選手だったけどね、欲しかったけどねメダル。
そうじゃなくて。そっちじゃなくて！#twnvday

— 花＊ (@hana343664) 2016年8月14日

朝起きて支度して電車乗って会社目前で気づいた。
「今日祝日じゃん…」ああ山の日。
折角だから昼まで仕事するか、そう思って入ったら。
「主任も間違えたクチですか！」
喜んだのも束の間「一緒にすんな」
よく見るとTシャツGパン。
…とりあえず二人で仕事した。#山の日 #twnovel

— 花＊ (@hana343664) 2016年8月11日

「よし、切り上げてメシ行くか」
「はい？」
「今日これからの予定は？」
「ないです」
「だよな。平日だと思ってたんだもんな」
「(むっ)」
「奢ってやるからまあ付き合え」

※ここで問題です
昼ご飯→水族館→夕飯→バー→タクシー→主任のマンション
彼らが行ったのはどこまででしょう

— 花＊ (@hana343664) 2016年8月11日

憧れの彼女と何とかデートに持ち込んだ。行き先は遊園地。作戦実行だ。
ジェットコースター。「ぎゃあああ」
お化け屋敷。「うわあああ」
観覧車。「……(蒼白)」#twnovel
「すっごい楽しかった！主に悲鳴が」と笑う彼女。
吊り橋効果を狙った筈が。はたして成功したのかどうなのか。

— 花＊ (@hana343664) 2016年8月4日

花火鑑賞研究会。夏場にあらゆる花火大会へ繰り出す某大学の極小サークルである。会員6名。新入生は私だけ。
みんなで色んなところへ行った。車で電車で。
でも夏が終わると一時解散…#twnovel
「冬でも上がるところがあるんだ。行くか？」
飛びついた。行く。先輩とならどこへでも！

— 花＊ (@hana343664) 2016年8月1日