twnovel past 2015.2 | ナノ


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Twitterでupしたtwnovelまとめ 2015年2月



私が苺が嫌い。だから給食や誕生会(ケーキに苺はつきものだ)ではいつも幼なじみの彼に食べてもらった。ありがとうって言うとおれもありがとうって。苺ひとりぶん多くたべれるからおまえとずっと一緒にいるって。
その彼と来月結婚する。でもまさか本当に苺目当てじゃないよね?
20150228



はっくしょん!ずるずる。はっくしょん!
彼の部屋で鼻水を(なるべく上品に)ティシュで拭いていると、病み上がりの彼が「ご、ごめん、俺がうつしちゃったんだな…」とちょっと顔を赤くして済まなそうな顔をする。
いや違うから。花粉症はキスでうつらないから。はっくしょん!
20150225



※2/22 猫の日&…
「今日は猫の日だから私一日猫になる!」
そう言った彼女は日なたで昼寝し人にすり寄ってたまに噛み付きミルクをねだってまた昼寝。頬をつつくと手で振り払いしつこくすると怒ってまた噛み付く。そのくせ放っておくと物を押しやり膝の上。
あれ?普段と何も変わらなくね?
20150222



猫の日にちなんで今日は一日猫のはずの彼女が一心不乱に折り紙を折っている。
「何折ってんの」
「手裏剣」
ああ…。今日は猫だけの日ではなかったんだね。
「できたー!ニンニンニーン!」
背中に痛くも痒くもない手裏剣が当たる。
が、飽きたのかすぐまた猫に戻った。
20150222




ただいまー、あーちゃんとママ何してんの?」
「パパおかえりー。ばれんたいんつくったのー」
「あーちゃんがパパにチョコ作るって」
「わあ(*‘∀‘)」
「はい!たべて」
「あれなんかすっごい指紋の痕…」
「たべて!」
「あれこれポテチのカス?」
「たべて!!」
20150214




「今年も貰えなかったのー?」と何故か俺の部屋でゲームしながら従妹が半笑いでポッキーを摘んでいる。「うるせ。お前菓子食いすぎだろ最近太ったぞ」と悪態をついたら「え、やだ!これあげる」と残りのポッキーを全部口に突っ込まれた。
これじゃなくてそこに隠してるの出せば。
20150214



「ホワイトデーにお返しくれるなら別にチョコあげてもいいけど」
「くれるならこっちもお返しやってもいい」
「ぜったい?」
「お前こそぜったい?」
「じゃああげる」
「よし」
このやり取りを5年続けて晴れてカップルになった私と彼。
そこ、面倒くさって笑わない!
20150214




「アヤの分、サナの分、チャーリーの分…」
「おいちょっと待てチャーリーって誰だ」
「友達。顔がチャーリーブラウンに似てるから」
「女?」
「女」
「そ、そうか」
「あれ余った。…あ、そっかアンタの分、ハイ」
「え」
「友チョコ」

義理とどっちが上なんだろう。
20150214




1か月前から準備してこの1週間で手作りチョコをと思ってたのにまさかのインフル。1週間丸々ベッド。やっと起き上がった今日、もうダメか…と思っていたら
ピンポーン
玄関先に彼。お見舞い、と私にのど飴を渡す。
「お返しは来月チョコでいいよ。普通と逆だけどいいよね」
20150214




残業のお供は抽斗の中のチ□ルチョコ。彼はいつもそこから一つ摘んでいく。「また足しといて」と律儀に20円置いて。
ところがある日「今日はタダでもらってくよ」とそのまま持って行った。
カレンダーは2/13。明日は土曜。
「ま、待って!ちゃんと明日あげるから!」
20150214




おなじクラスの男の子が学校がえりにきれいにおったおりがみのバラとアメをくれた。なんで?ってきいたらあしたバレンタインだからって。まちがってるよ女の子があげるんだよってゆったけどあってるからって。
ママにゆったら「さすがハーフは子供も違う!」ってかんしんしてた。
20150214




「ただいまー…って、あーちゃんとママ何してんの?」
「パパおかえりー。えほうまきつくってるのー」
「今日節分でしょ?あーちゃんお豆嫌いだし」
「恵方巻ってそれ」
「あーちゃん寿司飯も嫌いだし」
「それロールケー」
「要は巻いてればいいのよ巻いてれば」
#節分 20150203









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