「弟って、やっぱり真正のシスコンだったんだな」
「なんだよイガラシ」
「だって、あの人……翠さん。ことりをもう少しだけ社交的にした感じじゃん」
「……お前、狙うなよ」
「狙わねーよ。アホか。俺はお前のねーさんと結婚するんだろが」
「お前ホントに泣かしたりすんじゃねーぞ。いつでもことり引き取るからな」
「むしろ俺が泣かされてんだよ。大体お前も結婚するんだろうが。引き取ったところで翠さんどうすんだ」
「なんか気が合ってるから問題ない。翠さん一人っ子だから（しかも今家族とほぼ絶縁状態だから）妹ができて喜んでるし」
「確かに気は合ってるようだ……」

(afterword)
家族（＆婚約者）がなんとなく集まってる場面で。
女子はお母さん含めヒナ中心にワイワイやってます。（若い義父はお留守）
結局、翼は潤を「イガラシ」呼ばわり、潤は潤で翼を「弟」と呼んでます。

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