「おはようございますサイタマさん。今日はジェノスのクソ野郎がメンテナンスで出掛けていると聞いて来ちゃいましたてへぺろ!」 「…いつも言ってるけどお前さ、ちゃんと玄関から入れよ。合鍵持ってるんだし」 「いやあ、なんかこうやって気づかれないように窓からそっと入るドキドキ感がたまらないっていうか、サイタマさんの無防備な後ろ姿ありがとうございます」 「まあいいや、丁度暇してたからDVD見ようぜDVD。この前怪獣退治で見れなかった再放送のやつ」 「…それすっごく見たかったやつなんですけどサイタマさんもしかしてエスパーですか?アッ違ぇやヒーローだ私の嫁だ」
「先生、ただいま帰りました」 「(あっ、お帰りなさいジェノスくん。メンテナンスどうでした?もう少し博士のところでゆっくりしてて良かったのに…でもお顔を見れて安心しました)チッ帰るのが早いんだよこの鉄の塊野郎、のこのこサイタマさんの隣陣取りやがってその面殴ってやりてぇてめぇのブツも鉄なのかよオイコラ」 「…おい貴様本音がだだ漏れだぞ」 「あらやだ私ったら、本当のことしか言えない正直者なばかりに……」「……」 「あっ、そうだサイタマさんこれ。昨日作ったんですけど肉じゃが!お裾分けです。ふふっ、男の一人暮らしなんて大変だろうなってサイタマさんの(細かな私生活の)こと考えながら作ってたら余らせちゃって…よければ食べてくださいね!」 「なんかいつも悪いな。返せるもんもないがお前の作るもん美味いからもっと余らせてくれ」 「…!!!あ、やば、鼻血が…サイタマさんの笑顔まじ世紀末ッ!!!」
―――――― ワンパンオンリー行きたい… ONEさんの作品はモブサイコも好き
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