「ねぇ、しぬの?」 「………」 「あなたにはたくさんのゆめがあるのに、たくさんのゆめがあったのに、わたしにはなかったもなのに、いまでもみえずにつかめないものなのに、ぜんぶぜーんぶすてて、あなたは、しぬの?」 「…ええ、私は、死ぬために夢を捨ててきた」 「…そんなのずるい、あなたはまだ、なんだってできるしなんにだってなれるでしょう?」 「でも、全部置いてきてしまったの。もう私は、夢を見ることはないわ」 「そんなことない!そんなことわたしがゆるせない!だって、だってわたしはずっとみてきたもの!みずからのすべてをすてるなんてだめなのに!だってあなたは、あなた、は…わたし……は、」 「…私、気付いてたよ。君が だってこと。」 「……っ」 「でもね、さよなら」
――――――――――― ゆめにっき良いですよね あのラストのときに誰か止めにきてくれれば何かがかわるのかなと…意味深なものを書いてみましたが見事撃沈。ひらがな読みにくくてすみません仕様です。
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