※注意※


この小説の傾向はギャグになっております。


見方によっては卑猥です。
ヒバヒバ←骸です。
骸が報われません。そして変態です。
25雲雀もどことなく変態仕様です。
とても駄文です。



上記が耐えられない方は
静かにブラウザバックか画面を閉じてください。
耐えられる方は↓にどうぞ。

























●月×日、並盛中にて。


授業も終わり生徒達が次々と自宅へ向かう中
その波に逆らい校内へと足を進める人物がいた。

並盛中指定のブレザーではない緑の制服に身を包み、両目に異なる色を持つ個性的な髪形をした男。


六道骸である。




この六道骸という男
実は雲雀に想いを寄せているのだけれど。

雲雀に会う為にわざわざこうして学校まで足を運んでいるのだが雲雀は

「邪魔だよ」
「死になよ」
「君とは口を利かない」

といつも骸を軽くあしらっては、早々に学校から追い返してしまうのだ。
そんな日常にも既に慣れてしまったが。



「雲雀君は応接室ですかね…」




最初こそ雲雀の行動パターンに振り回された骸だが、もう既に大体の行動パターンは把握している。
この時間帯ならきっと雲雀は応接室で書類と格闘中。

今日も慣れた足取りで目的の場所へ向かう。
応接室は2階にあるので階段を上ればすぐそこだ。




しかし何故、雲雀が自分に靡かないのか。骸はそれが不思議でならなかった。
階段の踊り場に設けられている鏡で自分の姿を見てみる。



顔は申し分ないと思う。
スタイルだって抜群だ。
金銭面でも問題はない。
強さも兼ね備えている。


なのにどうして?


しかし考えていても埒が明かない。 靡かないのなら靡かせてやればいいだけの話だ。
それに雲雀はツンデレに決まっている。 嫌がる素振りを見せて内心は違うに違いない。
いや、そうに決まっている。

骸は自信満々に足を進めた。階段を登りきると「応接室」の看板が見えて
雲雀が此処にいると思うと思わず笑みが漏れる。


骸は応接室のドアの前に立ちドアに手をかけた。




「雲雀く―――」

「ちょっと!なにこれ!!」

「!?っ…」




驚いた骸は思わず
ドアにかけていた右手を引っ込めてしまった。

あの声は間違いなく雲雀の声だ。 しかもどうやら怒っているらしい。
雲雀が大声を上げる事は珍しいし何より、声色に怒りが込められている事が聞いて分かる。

まさか、自分に?



しかし並盛最凶と言われる雲雀恭弥とは言え
まだ雲雀は自分の存在に気がついてはいない筈だ。

ならば別の誰かと口論を?ドアに耳を近づけて聞き耳を立ててみる。
良い子は真似しないように。




「なに、気に入らないの?」




聞き耳を立てている骸は
その声に聞き覚えがあった。 声こそ雲雀と同じだけれども違う。

そうこの声の主は。




(10年後の雲雀君ですね…)




10年後の雲雀の声は今よりも低い。 聞き分けられる人間は極僅かしか存在しないが、その中の一人が骸である。

つまりこの応接室の中で
現代の雲雀と10年後の雲雀が言い争っているという事。 思わぬ展開に骸の心は躍った。
自分の思い人のみならずその未来までセットでいるなんて。

今日はついてる。
骸は密かにガッツポーズした。しかし聞き耳を立てる事は忘れない。




「君の注文通りにしたはずだけど」

「それは、そうだけど…」

「だったら何が不満なのさ。言ってごらんよ恭弥」




話の流れは読めないが
雲雀が何か不満を持っているらしい。 それを何が不満なの、と10年後の雲雀が問い質している。


どういう状況だろう。
骸は更に続けた。




「だって…こんなの…」

「こんなの…なに?」

「いつもより、太くて硬いじゃない…」

「嫌いじゃないクセに…」










…………は?


骸は一瞬、耳を疑った。
今…なんて?

いつもより太くて硬い…
なんだそれは。
いや思いつくものはあるけれど。

いやいやまさか。
頭を左右に振って邪念を払う。 まさか、そんな。雲雀がそんな事を口にするはずは。
自分的にはしてほしいのだけれど。

もっとよく会話が聞こえるようにドアに耳をつける。




「じゃぁ、早速やろうか」

「ま、待ってよ…まだ、心の準備が…」

「もう待てないよ。…優しく教えてあげるから、ね…?」

「………うん」




(い、一体なにをヤるというのですか雲雀恭弥…!)



ごくり、と生唾を飲み込む。

この展開は…
もしかするともしかするかもしれない。
骸は思わずぎゅっと拳を握った。

こんなチャンス滅多に訪れないだろう。
まさか自分の思い人が二人で…?
…これは是非に続きも見ておかなくては。

息が荒い気がするがそんな事は気にしていられない。




「じゃぁ、挿れるから」

「……ん」


(い、挿れる!?挿れるんですか挿れちゃいますか今ここで!)



僕というものがありながら未来の自分と!

骸は自身の能力をフルに使って想像してみた。
雲雀が二人で、あんな事やそんな事…?
なにそれエロい。

ドアを挟んだ向こうに雲雀はいるというのに
なかなか入る決心がつかない自分が憎たらしい。
どうして六道には「透視道」が無かったのか。
自分の能力の限界を呪った。


あぁ入りたい、この中に入りたい。
って言うか寧ろ雲雀の中に入りたい。
そして仲良く三人で3ピー(自主規制音)したい。




「…ちょっと待って」

「なに、いま挿れようと思ってたのに」

「だって!あなた、下から挿れようとするから!」

「…ふぅん、恭弥は上の口からが好きなのかい?」

「そういうわけじゃないけど…」

「なら良いじゃない。僕は下の口から挿れる方が好きなんだ…」





.∵・(゜ε゜ )


奇遇ですね10年後の雲雀君!僕も上の口も捨て難いですが、下の口に挿れる方が好きです!!!!!!


この声は届かないと知りながらも
廊下の中心で叫んだ。

まずい。
これは非常にまずいぞ。
主に自分の下半身的な意味で。



Next→


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -